うどん鉢@白楽 |
まずはビール
日曜の午前中には膨張したiPhone Xの代替品が届き、新旧端末間でデータ移行などを行った。なんとか無事に終わってほっとした。夕刻には再び出張先へ向かう予定だったのでランチは遠出はせず近所でいただくことに。ということで米粉うどん、各種の和食メニューが充実して美味しいこちらへ。道すがら、返却するiPhoneを収めた黄色い封筒を郵便ポストに投函した。
肴二品
あまりゆっくり飲んでもいられないので二品だけ。わりと手間のかかるホタテかきあげ(原文ママ)、おつまみ あら煮付をオーダー。
おつまみあら煮付の材料は黒そい。この日の煮魚定食が黒そいということで、あら、頭は単品のつまみとして供するという具合。従って日によって魚種は変わる。脂が乗っていて深い滋味を含有する黒そいは、山芋、人参、ピーマン、榎、玉葱などの野菜の素揚げと一緒に頂くとこれまた美味。これから新幹線に乗って新大阪まで行くというのに、更にビールが進んで困る。
狐うどん 温
家内は初めて頼むという狐の温うどん。
中型の揚げを四半分に切ったものが乗っているので狐に違いはないが、それ以外に獅子唐、蓮根、人参などの天ぷらが添え付けてある。本枯節の上等な出汁には榎、長葱の削ぎ切り、若芽、大葉が泳がせてある。出汁が絶品であることに加え、薄味で丁寧に煮付けた揚げから滲出した大豆本来の優しい甘み、風味が生きていて、普通に想像する狐とは一線を画している。絶品だ。
とり南蛮うどん+季節のごはん
私はこのところ定番化しているこれをオーダー。もちろんご飯もアドオンする。
じわりと沁みてくる出汁、鶏もも肉の優しい旨味と薄い脂がたまらない。硬くて伸びない細めの米粉うどんとの相性はもちろん抜群。出汁の滋味が極めて深く、一掬いが次の一掬いを誘ってしまい減りが速くて困る。季節のご飯は鶏牛蒡。スライス牛蒡と鶏そぼろを混ぜて炊いてありこれも秀逸。最初は突き出しの高菜とともに、写真はないが最後には出汁をかけて堪能。至福。
お店データ
うどん鉢
横浜市神奈川区白幡町2-5
電話:045-423-9555
営業:11:00~14:30、17:00~20:00(LO)
(金曜日は11:30頃開店)
定休:月曜、第2、第4火曜
最寄:東横線 白楽3分
今日の一曲
今回はクラシックではあるが、いわゆるタレント奏者的な人の録音となる。ただ偏見を持ってはいけない。実際に聴いてみると相応の情感表現、技巧が施されていてそこそこ楽しめる。
収録プログラムの原曲は殆どがピアノ作品だが、この盤はガット弦を張ったクラシック・ギターによる演奏なので、いわゆるトランスクリプション集と分類される。鍵盤楽器と撥弦楽器とでは構造が明らかに異なり、また同時に発音できる音数にも差があることから相当の工夫と技術を凝らさないと原曲の風情は再現できない。だが、そういった観点では割とよく出来たギター譜だ。
(MusicArena 2007/4/17)
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