iPhone X 修理 |
膨張の症状
普段、iPhoneは保護ケースに入れて携行しているが、あるとき保護ケースから左側が外れている感じがして上から押し込んでみた。しかし、しっかり嵌らない。右側は従前どおりぴったりと嵌っているのだが。どうしたのかと思い、保護ケースからiPhoneを取り出してみると、なんと左側全体が膨張しているではないか。写真では判りづらいかもしれないが、タッチパネルの左側が盛り上がっていて、本体ケースとの間に隙間が出来ている。
以下の写真は膨張してタッチパネルが遊離した状態となっている左側面。隙間から基板や表面実装チップが覗いている。
以下は、膨張していない右側面で、タッチパネルと本体ケースは当然にぴったりと接合されている。左側面と見比べれば一目瞭然だろう。
ケータイ補償サービス for iPhone & iPad
私のiPhone Xのキャリアはドコモで、いくばくかの月額料金を支払って掲題の保守サービスを締結している。ネットのdメニューで調べたところ、この症状の場合は引き取り修理サービスは不可、現品交換となるようだ。ネットからも交換サービスの申し込みができるが、代替品の到着はちょっと先になるようだった。
次週も出張なので受け取りもままならないし、データの入れ替え作業もできない。さりとて膨張は僅かながら進行しているようだし、だいいち放置していて過熱、発火、爆発なんてことになると洒落にならない。つまり、わりと緊急を要する事態なのだ。そこで、他にも用件があったためドコモショップの実店舗に駆け込むことにした。
先週金曜の夕刻、新横浜で新幹線を下車した後、市営BLに乗り換えて横浜駅前の行きつけのドコモショップへ急行、閉店1時間ほど前になんとか滑り込んだ。緊急事態につき時間的猶予がなく、かつ翌週も出張となるため週末に自宅で代替品を受け取りたい旨の事情を話し、サービス部門へ問い合わせてもらった。そうしたところ超特急で日曜の午前中に配送してもらえることとなった。なお、故障した端末の返送は受け取りから10日以内にドコモサービス必着となっており、これを超えると高額なペナルティが発生するため、可能ならこの週末で交換作業を終えたいところ。
日曜の朝9時過ぎに日本郵便が代替品を届けに来た。前述の通り、可能なら大阪へ出発する前にデータの入れ替え作業を完了したい。私は普段よりiPhoneのストレージはiCloudへのバックアップを常時オンにしているため、SIMMを差し替えて新端末側をアクティベートしてからリストア(同期)するだけで完了するというわけだ。
宅内Wi-Fi(IEEE802.11ac)経由で、時間にして40分ほどで完了。但し、iTunesの音楽/動画はiCloudにはバックアップされないのでPCのiTunesと同期を取り直した。主要機能の動作確認を終えてから膨れた端末のストレージを消去、同梱の黄色い封筒に封入し郵便ポストに投函して全作業が終了。
今日の一曲
今回はクラシックではない。但し、演奏はサイモン・ラトル指揮ベルリン・フィルということで、こちらは筋金入りの巨匠と世界を代表する名門オケ。また声楽についてはクリスティアン・ヤルヴィ指揮ラトヴィア州立合唱団ということで、こちらも本格的なクラシック畑の人たちだ。なお、クリスティアン・ヤルヴィは名指揮者ネーメ・ヤルヴィの息子、巨匠の域に達しつつあるパーヴォ・ヤルヴィの弟ということになる。EMI(当時)らしいレイショナルで手堅い音質である。
(MusicArena 2007/4/16)
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