志な乃@関内 |
まずはビール
週日は出張先で慣れない業務をなんとか消化し、週末の金曜に横浜の自宅へ帰ってきた。変則的で長時間に及ぶ勤務で、かつ途中で息を抜くところが殆どなく、精神的にも極度の緊張を強いられるためか自宅に戻っても疲労が取れた感じがしない。さりとて土曜の朝はそこそこ早めに目が覚めてしまい、寝覚めは余り良くない。ランチは約一年ぶりにこちらへ。
肴二品
13時頃の到着で先客はなし。定番ともいえるこの二品を頼んだ。
まず板わさ。蒲鉾は小田原産で歯応えがしっかりしていてほんのりとした旨味が乗っている。シンプルに醤油、溶いた粉山葵と一緒に頂くとぴりっと美味しい。卵焼きはざっくりした形だが焼き上がりが供されるので熱々ほくほく。砂糖が少々入っていてどこか懐かしい味わいだ。あらかじめ醤油を垂らされた大根おろしとともに頂くとビールが進み、もう一本追加。
天ざる
二人ともこの定番を注文。
志な乃の特徴はこの太くて濃灰色の蕎麦。これを食べて少しでも疲労回復を図りたいと思った。この玄蕎麦の挽きぐるみ二八蕎麦は殻や外皮がほぼそのまま入っているため風味、味ともに強く、そしてしっかり硬く打ってあるため喉越しが極めて剛直で美味しい。更科や抜き実の挽ぐるみとは違って本来の蕎麦が持つ野性味がよく出る。ちょっと辛目の汁で啜ると最高なのだ。
お店データ
七福 志な乃
横浜市中区住吉町3-31 信和ビル1F
電話:045-681-4055
営業:11:00~15:20、17:00~20:20
定休:日・祝
最寄:JR関内5分、市営BL関内4分、
MM21線 馬車道6分
今日の一曲
naïveのコンピレーション盤で、今までリリースされてきた短めのレクイエムを集めた盤。作家はコーロワ、モーツァルト、ブラームス、ハッセ、ケルビーニ、デュルフレ、ベルリオーズ、ヴェルディ、サン=サーンス、フォーレ、ビーバー、デュサパン、ラヴェル(編曲)で、作品によっては縮刷版。ナイーヴ、アクセントクス、エキルベイがジョイントすると必然的に霞たなびく幽玄な世界が現出する。独特の世界観であり他に類似の合唱団はない。
(MusicArena 2007/4/11)
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