やよい軒@堂山町 |
11月5日
出張先での業務は朝早くから始まり、夜も相応に遅い。今回は余裕のある出張ではなく、空き時間を利用して街並みを見に散策したり、夜の店や料理を楽しんだりという余禄は一切ない。また毎日正午から午後の業務が始まるため昼間の休憩時間はランチを含め実質30分程度とスケジュールは過酷。そういうわけで出張先オフィスの最近傍にあるこちらのチェーン店を専ら利用し、時短を図らざるを得なかった。このチェーン店は街角のあちこちで見かけるが、入ったのは実は初めてだった。なお、この手の外食チェーンを利用するのは子供がまだ小さかった頃以来、数十年ぶりという気がする。
11月6日
食券の半券の写真を載せておく。券面印刷からは、だいたい11時半前後に入店していることが分かる。この日は和風のカットステーキ定食で、肉は国産在来種か輸入牛。つまり和風だが和牛ではない。浸けダレが醤油ベースで大根おろし、葫などが入っているので和風というわけだ。でもま、一応牛肉の香りはちゃんとするし、そこそこ柔らかいので美味しく頂けた。
ちょっと良いなと思ったのは、もやしにかかっている肉味噌。豚挽肉を炒め煮にして餡をかけた、味の素Cook Doの和風麻婆豆腐のような甘辛いタレが何故か美味しく感じられるのだ。
11月7日
この日は朝食を多めに食べたせいかそれほどは食べられなさそう。かといって午後のセッションは長丁場で遅くまで食べられないので思案どころ。券売機に画面表示されるご飯の分量、カロリー数から判断し、量的に無難そうなこの丼を選んだ。野菜不足を感じてきていたので単品でサラダの食券も買う。
銘柄鶏である阿波尾鶏の皮付きもも肉を使った親子丼は、鶏の滋味と出汁が強くて割に美味しい。但し、丼汁というか親子の割り下の塩分は関西仕様で薄味。個人的にはもう少し醤油が効いていた方が美味しい。だが、これでも十分に及第点だ。
全体に薄味傾向だったことを除けば、スタンダードなツーコイン・ランチとしては概ね満足できるのではなかろうか。来週もまたお世話になると思う。
お店データ
やよい軒 堂山店
大阪市北区堂山町17-15 梅田若原ビル1F
電話:06-6130-9885
営業:24時間
定休:無休
最寄:各社線 大阪、大阪梅田、梅田 6~9分、
大阪メトロ谷町線 中崎町 3分
今日の一曲
国産クラシック専業レーベルとして有名なEXTONのシリーズから、ベルリオーズの幻想交響曲。オケはアーネム・フィル。沈着でモデレートな解釈。炎のコバケン=小林研一郎の印象とは少し違う出来栄え。ベニューはオランダ・ナイメーヘンのコンセルトヘボウ・デ・フェレエーニヒング(アムステルダムのコンセルトヘボウではない)。オクタヴィア(EXTON)を率いる江崎友淑氏の手による純正DSD録音。切れが良く透明度の高い音だ。
(MusicArena 2007/4/9)
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