うどん鉢@白楽 |
まずはビール
台風が近づきつつあるこの土曜は家内も休み。富山から帰って四日間の勤務を経て疲れている様子。台風に刺激された格好の秋雨前線の影響で風が強くて雨もぱらつく。あまり遠出をしないで近場でランチを頂きその足で近所のスーパーで日配品を調達して早々帰宅することに。近場と言えばこの店が美味しい和食を出すので我が家は最近よく愛用しているのだ。
前夜まででアプリ改修は峠を越えた。但しランタイム・モジュール(実行時環境)のバグと思われる現象に見舞われ、いっとき憔悴した。だが、そこはめげずにそれを回避あるいは代替する手段を考え出して組み込んでみる。勿論これがベストではなく、ランタイムの不安要素を完全払拭するのが王道。無限の時間とマンパワーがあれば当然に追及して解決に導きたいのだが。肴二品
まず、メニューボードにあった天然ブリの山かけをオーダーした。

私は富山出身なので鰤には少々うるさい。関東地方で頂く鰤は一部の高級鮨店を除けばあまり褒められた品質ではない。しかしこれは直感的に美味しいのではないかと踏んだ。出て来た姿は単に白い山芋擂りおろしが掛かっているもので中の様子は窺い知れない。若店主曰く、下に沈むのは鰤のズケだそうだ。これが煎り酒と煮切り醤油で漬け込んだ綺麗な切身で極めて美味。
この店は饂飩以外のランチセットも数種提供するが、この日は金目鯛の煮付け定食があった。訊いたら肴用で単品でも出すという。ならばというのでお願いする。注文直後に鍋に出汁を張り魚を投入して煮付けるので少々時間は要する。程なく店内に芳香が漂う。出て来たのは金目の頭。さすがに伊豆の金目は太っていて頭といえども身は多くかなり満腹、非常に美味しかった。特製つくねと青菜うどん
こちらが家内のオーダー。なお、今回は二人とも初めて暖かい米粉饂飩を頼んだ。

とり南蛮うどん+季節のご飯
こちらは私のオーダーで、レギュラーメニューにある定番の温かい饂飩となる。もちろん、今回初めて頂いた。


皮付き鶏もも、長葱の削ぎ切りがたっぷりと入る暖かい饂飩は定番と称するだけあって完成度が高い。本涸れ節の出汁に鶏もものエキスが移り、得も言われぬ滋味を形成。こってりした鶏脂を中和する多量の葱が良い働きをしていて、さっぱり感も演出できている。枝豆ご飯と合わせて頂くとこれは珠玉で至福、あらためて言うことはない。出汁も一滴残らず堪能。



この店は独創の細い米粉饂飩を供するが、饂飩の専門店ではなく、言うならばカジュアルなカウンター割烹だ。もちろん饂飩は締めに頂けるが、そこに至る過程においての様々な和食の素材、調理技法、そして美味を堪能できるのである。
お店データ
うどん鉢横浜市神奈川区白幡町2-5
電話:045-423-9555
営業:11:00~14:30、17:00~20:00(LO)
(金曜日は11:30頃開店)
定休:月曜、第2、第4火曜
最寄:東横線 白楽3分
今日の一曲
上原彩子のアルバムの後半はムソルグスキーの展覧会の絵のピアノ原曲。チャイコン以上にエキセントリックでやりたい放題だ。この頃の上原はまだ若くて強いエナジーが漲っている。だが単に粗くて尖った演奏ではなく、きちんとした解釈と演奏設計に基づいている。例えばテュイルリーのような微細な部分は極めてストイックに、牛車やババヤーガは大胆・豪壮に、という風な抑揚が付いている。当時の年齢からすれば大人っぽい演奏といえるだろう。(MusicArena 2006/8/28)

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