浜寿司@東浦和 |
まずはビール
この日は浦和の義父、義弟と久し振りにランチ。今は上野東京ラインができたので横浜からもずいぶんと便利になった。最寄り駅まで義弟が車で迎えに来てくれた。店は事前予約を入れてくれていた地元で評判の老舗の鮨屋。話に夢中になっていて、気が付いたら写真を撮る前に生ビールをグイっとやりかけてしまい、何とも締まらない絵柄となってしまった。
特上寿司
4人とも同じ鮨をチョイスした。義父は高齢なので全部食べられないかもしれないという周囲の心配をよそに、一番早く平らげてしまった。
一人前2500円ちょっとと確かに安価ではないが、それを差し引いてもハイクォリティなネタと仕上げはさすが老舗。鮪は大トロと中トロが一貫ずつ、あとは数の子、赤貝、いくら、雲丹、ぼたん海老、中トロ鉄火巻きとなる。銀杏がざくざく入ったクリーミーな茶碗蒸しは出汁が効いていて美味。味噌汁はネタのぼたん海老の頭を出汁にしたものと思われるが、これが海老味噌の風味がいっぱいに広がって超一級の美味しさなのだ。
なお、お気付きと思うが、鮪は赤身が付かず、鉄火巻きも中トロのみで河童巻きもないし、更にはコハダ、鯵などの光物、蛸・烏賊、卵焼きなどの定番も付けないという徹頭徹尾の高級ネタだった。
お店データ
浜寿司
埼玉県さいたま市緑区中尾3002
電話:048-873-4139
営業:11:30~14:00、17:30~22:00(LO:21:30)
定休:月曜(祝日の場合は翌日)
最寄:JR武蔵野線 東浦和35分
今日の一曲
ラヴェルのダフニスとクロエ(Daphnis et Chloé)。演奏はバレンボイム/パリ管で、一般にはこの時代の名演奏とされている盤だ。この録音自体は相当古くて1981年。今から40年近く前だが、当時最新鋭だったデジタル録音機を用いて録られており、リマスタ盤は今なお相応の音質なのだ。ダフクロはその豪壮で雄大な作品構成、フランスの香りが漂う独特の作風で有名なバレエ音楽で、ラヴェルの代表作のうちの一つだ。
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