自家製麺 SHIN(新)@反町 |
まずはビール
ところが、twitterでSHINのマッサマンを食べたぞ!との情報が横溢し始め、そうだ、やっていたんだ、と想起するような体たらく。で、一念発起、この日曜は自宅を早く出て反町へと向かう。なお家内はのっぴきならない事由で休日出勤のため不在、従って単独行動だった。一日15食とハードルが著しく高いマッサマンであったが幸運なことにありつけることとなった。
マッサマンカレーめん
マッサマンのふくよかで滋味に満ちた味については前の職場に毎週木曜、軽トラで弁当デリバリーに来ていたタイカリーの店から教え込まれていた。なので、今回は実に久し振りという感じ。
暫く待って、黄色いカレーを纏った丼がカウンタ越しにサーブされる。その頃の味覚・嗅覚を頼りにSHINのマッサマンのスープを一掬い。これこれ! このタマリンドの酸味とバイマックルの柑橘臭。ベースはあの軽トラの風味とそれほどの違いはないが、しかしどこか違う。
目を引いたのはフライドポテト、茄子の素揚げのトッピング。特に揚げ油を適度に吸った茄子と優しいマッサマンのカレーソースはとても相性が良くてほっこりしたプレゼンスなのだ。タイの地場料理のはずがSHINの店主の手にかかると和の侘・寂にも通じる絶妙なアレンジメントになるのが不思議なところ。ぱつんとした細麺とも相性良く至極満足、美味しかった。
なお、次回は是非、オン・ザ・ライスでも試してみたいところ。このSHINのマッサマンは、硬めの麺、また硬めに炊いたご飯と合うと想定されるような適切な粘性を備え、かつ過度な甘みを抑制していることから極めて好印象だった。つまり、これは万能型の味・風味の詰め方だと思った。やはりSHINの店主の拘りが生むマッサマンは予想通りストイックで秀逸な出来だった。
お店データ
自家製麺 SHIN(新)
横浜市神奈川区反町1-3-8
電話:045-548-3973
営業:11:30~14:30
18:00~21:00(日曜は夜営業なし)
定休:月・火(祝日でも休業)
最寄:東急東横線 反町4分
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