自家製麺 SHIN(新)@反町 |
まずはビール
なんでも、急に涼しくなったためか辛い麺と暖かい麺が良く出たそうで、アゴ冷やしは残りがあるという。このところ長雨が続いたりと天候は不順で、一昨日辺りからはかなり涼しい。もう秋の気配かと思うのだが、また残暑がぶり返す予報もあって、やはり台風の影響による一過性の涼しさなんだと思う。ということで涼しいけれどビール。
突き出しは、昨晩営業の葱チャーシュー丼の材料の残りがあったので、とのこと。甘辛い味付けはビールには好適で、葱もしんねりしていて味が沁みて絶妙な旨さ。これは夜にゆっくりと日本酒、バーボン、シングルモルト、焼酎などお酒の供にも良いし、温かい丼ご飯に乗せ、締めくくりとして頂くにも良い。なお後から辛さがピリッと追いかけて来る。
2年ぶりのアゴ冷やし麺
待つこと暫し、アゴ冷やしの2017年度版が到着。
昨年も長崎平戸産の焼きアゴおよびアゴ煮干だったが、今年は更に等級がアップしピュアでフローラル、エレガントな出汁となっている。つまり雑味やえぐみといった残留する魚臭さや乾燥過程での日向臭さが皆無、華やいだトビウオのふんわりした香りが鮮やかだ。オイルに溶け出たアゴ風味もフローラル。ここまでピュアな滋味を湛えたアゴ出汁は珍しい。
この日のローストポークは少し繊維質が残るいつもよりも僅かにハードな仕上がりだが、味と風味は抜群で肉を食べた感がする。別食券の味玉は小皿で提供。これは従前どおり出汁が浸透した鼈甲色をした卵黄がとろとろで秀逸。長葱、生姜、茗荷、大葉の千切りを添え絶品特製麺を啜れば、これを至福と言わずして何と言うか。
オプションのお茶漬けセット
数年前から始めた有料サービスであるお茶漬けセットは客からの要望が端緒だったという。これまた卑怯なオプションで、麺が終わってもご飯でもう一度美味しいのである。千切った香ばしい海苔とあられがアゴ出汁で濡れて芳香を放つ。残しておいたローストポークと味玉、野菜の千切りをご飯に混ぜながらいただく。二回目の至福が訪れたことは言を待たない。
お店データ
自家製麺 SHIN(新)
横浜市神奈川区反町1-3-8
電話:045-548-3973
営業:11:30~14:30
18:00~21:00(日曜は夜営業なし)
定休:月・火(祝日でも休業)
最寄:東急東横線 反町4分
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