じょんならん@六角橋 |
まずはビールをオーダー
混むかもと思い少し早めに自宅を出発。しかし意外なことにそれほどでもなくカウンタの中央に座れた。直後から後客が次々入ってきて行列が出来てしまったのでラッキーだったということ。お決まりのようにビールを、と思ったら厨房側から、ビールでしょうかぁーー!? なる妙にハイテンションな問いかけが。無論、そのつもりだったのでアグリー。
前回はあたふたしていた厨房だが、この日は多忙ながらもクールなオペレーションが行われていた。ビールのオーダー時には忘れず胡瓜の辛子漬け、そして、いりこに必須なおろし生姜は事前にサーブされた。しかし忘れていたことが一つあった。それは、おしぼりタオルと冷たいお茶のサーブ。まぁ、メイン料理には影響ないので良しとしようか。ここで驚きのトピックが。じょんならんで長らく修行していた超ナーバスな江口大作氏が蒲田に店を出すらしい。それ自体はとても喜ばしいが、なんとテレビでその模様が放映され大将も出演だとか。以前、ラッシャー板前がるみばあ(讃岐の名店=池上製麺所の名物女将)にアテンドしてじょんならんを取材した時と同じ建付けらしく大将が師匠役で登場の由。
以下、番組インフォメーション:
うどん屋 大作(大田区蒲田1-18-7)
放映予定: 8月18日(金曜)18時~ テレビ朝日:スーパーJチャンネル
いりこ冷
冷えたビールの次にはいりこのうどんの本体が到着。

隣では家内がおろし生姜を出汁に溶きつつ、早速ずるずるとやり始めた。私は天ぷらの到着を待機することに。しかし天ぷらは一向にサーブされない。隣をちらっと見たらうどんが半量程度まで減少。家内がおかず抜きで素のうどんを啜るという場面は見たことがなかった。余程暑かったのか、いりこが美味過ぎて止まらなかったのか、それは確かめてはいないが。添え付けの天ぷら
ご覧の通り、いつもと同じフォーメーションでサーブされた。

いつもと同じコメントなってしまうが、ここの長茄子の旨さは群を抜いている。実際にはグレードとしては中庸程度のものかもしれない。しかし、下拵えが良いのか揚げ方が良いのかわからないが、とにかく瑞々しくて新鮮、そして旨味成分がしっかりと閉じ込められていてうどんと共に頂くととにかく至福なのだ。
勿論、ちくわ天のにわっとした食感は独特で、関東地方で売っている美味しいと言われる単品素材のちくわを揚げてもこういった深くて絶妙な味、食感に仕上がるとは思われない。また胡椒の効いた鶏天は薄く油をまとって美味だし、まるっと揚がった卵天の卵黄の凝固度合いも秀逸と賞賛せざるを得ない。とにかく完璧、しかも円熟の域に達してきている。
肝心要のいりこの出汁だが、塩分が極少、かつ滋味成分を極限まで増加させたスペシャルな出汁であり、従前どおりこれは外販してほしいほどの味。こんなに透き通っていて鄙びた味なのに、よくよく味わってみると旨味成分のフックが強烈に効いていて、そしてうどんや天ぷらとの相性が抜群なのだ。この出汁は常態化できないのであろうか。
今回のうどんの出来は過去最高と言えるほどのもので、粘性、歯応え、喉越し、そして塩分の少なさ、旨味成分の析出度合いと、どこをとっても出色だった。気温が高く湿度が多めのせいもあってか塩分は意図的に調整している可能性も予測されるが、それにしても、うどんがこんなにも完璧な滋味を備えた麺とは想像だにしていなかった。あっけにとられるほど美味、脱帽だ。
いりこ出汁を仕込むのには相当程度の苦労と時間を要するものと解する。従って3連休とその他数回程度の提供に留まっている。提案がある。これを杯数限定でも良いから常設メニューとできないだろうか、というのが一点目。そして、いりこの日であっても、天ぷらは常設メニューのぶっかけなどと同様にアラカルトでの提供を可能にしてほしい、というのが二点目。お店データ
本格手打ちうどん じょんならん横浜市神奈川区六角橋2-14-9 KEIコーポ白楽
電話:045-413-2345
営業:11:30~14:30、18:00~22:00
定休:月曜(祝日は営業)
最寄:東急東横線 白楽7分、東白楽8分
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