鷄そば処 かしわ@馬車道 |
重い赤いドアを開けて入店、食券を買う
家内の狙いは決まっていて濃厚鶏塩スペシャルだ。私は前回これを食べて十分に満足したので今回はあっさり鶏塩スペシャルを頂くことに。なお、券売機の下段に生ビールがあったのでぽちっと押した。店は割と混んでいて、テーブル席は埋まっており、カウンタにも客がいた。奥の右角のカウンタへ着席。食券を出すと、ビールと共にラーメンをすぐに用意してよいかと聞かれ、了を伝えた。濃厚鶏塩

濃厚が先にサーブされる。つまり前回に私が頂いたこれは今回家内が味わう。サーブされた瞬間に鶏の強い風味が漂ってくる。同時に、スモークした鶏チャーシューの燻製の匂いも混ざっている。私は前回にこれを頂いているので、呪術的なこの濃い鶏風味の魅力は分かっているつもり。でも、やはり魅惑的な濃厚なこのスープの威力は凄いものがある。あっさり鶏塩

続いて私のあっさりがサーブ。丼が白くて濃厚とはインプレッションがかなり違う。が、添え付けのレイアウトは全く同じ。スープが黄金色に輝いていてしかも透明。非常にきれいな清湯なのだ。スープの香りは濃厚鶏塩よりは奥ゆかしく、表立って主張することはしない。しかし、一掬いするとこの透明スープのレーゾンデートルがすぐに分かる。
旨味が半端なく、そして諄さが一切ない透過度の高い鶏本来の滋味がこの綺麗なスープには宿っている。ちゅるっとした平打ち麺との相性は抜群で、食べ進めるうちに旨味が口いっぱいに広がり、もっともっと食べたくなってしまうのだが、あっという間に麺もスープもなくなってしまう。濃厚の場合にはスープの強さが勝っていたが、この清湯の場合、両者が拮抗している。あっさり鶏塩もまた流石と言わざるを得ない旨さ、そして完成度だ。食べ終えても数時間、鶏の脂の効能からか胃の周りがほっこりと暖かだった。この店の求道的な鶏スープはこの界隈にあってはひときわ光っている。こういった拘りのある店は久し振りという感じがする。大いに頑張って欲しい。
お店データ
鷄そば処 かしわ 横浜市中区相生町4-65
電話:045-323-9484
営業:月~金:11:30~14:30、17:00~スープ切れ
土:11:30~14:30
定休:日祝
最寄:MM21線 馬車道2分、市営BL関内3分、JR関内6分
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