2016年 07月 16日
凛や@横浜 |
リニューアルなったヨドバシ横浜のB2Fレストランフロアの新顔。模様替えにあたり従前から残っている店は少なく、新店はどこもそれなりの実力店を揃えたようだ。そしてこの「凛や」は八王子に本部を置くマルチ・ブランドの中堅外食チェーンの一つのブランドとのこと。
小奇麗で清潔感漂う店舗設計で、明るい白木造りの風情が好印象。但し蕎麦処としては照度が高すぎる印象はある。日本蕎麦の店に関しては、個人的にはもう少し暗めで翳のある風情がしっくり来るが。そうは言ってもこの完璧なまでの潔癖感に対し多くの人が不快感を覚えるはずがないのである。それくらい清潔できれいに整頓整理された店舗だ。
まずはお決まりのビール。生ビールとコールしたら若い女性スタッフは種類があるから選んで欲しいという。生ビールか、ラガーの生か、どちらにするかと問う。ラガーは生ではないという固定観念があったので「?」だったのだが、ひとまずそんなことはさておいて普通の「生」を頼んだ。通常どんな店でも飲み物は早めにサーブされるのだが結構手間取っていた。
どうやら、生ビールの原液のタンクを交換したばかりらしく、かなり丁寧にビールサーバを操作しているにもかかわらず泡だけがもりもりと出てきていて難渋している様子だ。ま、ゆっくり焦らずやればいいところ、ジョッキの下に黄金色の液体が溜まったところで泡を一気に形成しに行って失敗を繰り返している。ちょろちょろやればいいのにと思う。
肴に頼んだのは板わさ。ところが烏賊の塩辛が突き出しで出た。板わさは要らなかったかも。塩辛は甘塩で、香りも旨味も強くて上等の仕上がり。まさか自家製とは思われないが。そして板わさ登場。普通の鈴廣あたりの白い上質な蒲鉾におろし山葵ではなく粕漬が添えられる。この粕漬もまた上等なもので、仕入れにはコストが掛かっているだろう。

頼んだのは蕎麦つけ麺と称するこの店独自のスタイル。ラーメン屋のつけ麺の形態に近いものと思えば間違いないが、普通の蕎麦屋でも浸け汁が具沢山の場合には小振りの丼で提供されるケースはままあって、そんなに珍しくはない。なお浸け汁の種類は数種類から選べて、家内はくるみ湯葉豆腐、私は鴨汁とした。待つこと暫し、蕎麦がサーブされた。


くるみ湯葉豆腐は実にヘルシーで女性向きだ。味は胡麻だれが立っていて、くるみも湯葉もうっすらと甘みがあって優しい。このミルキーな味と蕎麦の組み合わせは斬新だ。更につるんとした胡麻豆腐の舌触り、そして少しざらつき感が残る摩り下ろしたくるみだが、こちらも蕎麦と合わさると新食感。塩分は控えめだが旨味が全体のまとまりを良くしている。

鴨汁の方は醤油仕立ての鰹出汁がベースで、ここに癖のない合鴨肉を入れて煮出したもの。割と一般的でよくある味付けだ。あとは葉三ツ葉と長葱のみというシンプルな具だけ。合鴨から滲み出した軽い脂が表面に多量に浮いており、これが蕎麦に良く絡み出汁を良く持ち上げる。啜ると合鴨の甘味、鰹風味が同時にバランス良く入ってきて美味い。




この蕎麦は「ふのり」という海藻を混ぜて打ったというから成分としては新潟・十日町や柏崎で食べられている枌蕎麦(へぎそば)と同じなのだが、何故か蕎麦の香りが全くせず、独特のぷにっとした食感だけが際立つ。これを噛み切るときの歯触りに強い弾力があって、悪く言えば蒟蒻(こんにゃく)のような食感だ。肝心の蕎麦そのものの品位がちょっと残念。
そば酒房 凛や ヨドバシ横浜店
神奈川県横浜市西区北幸1-2-7 ヨドバシ横浜 B2F
電話:045-534-8668
営業:11:00~23:00
定休:不定休
最寄:各線 横浜 2~4分
1日1回、ここをポチっとクリック ! お願いします。
♪ よい音楽を聴きましょう ♫
小奇麗で清潔感漂う店舗設計で、明るい白木造りの風情が好印象。但し蕎麦処としては照度が高すぎる印象はある。日本蕎麦の店に関しては、個人的にはもう少し暗めで翳のある風情がしっくり来るが。そうは言ってもこの完璧なまでの潔癖感に対し多くの人が不快感を覚えるはずがないのである。それくらい清潔できれいに整頓整理された店舗だ。
まずはお決まりのビール。生ビールとコールしたら若い女性スタッフは種類があるから選んで欲しいという。生ビールか、ラガーの生か、どちらにするかと問う。ラガーは生ではないという固定観念があったので「?」だったのだが、ひとまずそんなことはさておいて普通の「生」を頼んだ。通常どんな店でも飲み物は早めにサーブされるのだが結構手間取っていた。
どうやら、生ビールの原液のタンクを交換したばかりらしく、かなり丁寧にビールサーバを操作しているにもかかわらず泡だけがもりもりと出てきていて難渋している様子だ。ま、ゆっくり焦らずやればいいところ、ジョッキの下に黄金色の液体が溜まったところで泡を一気に形成しに行って失敗を繰り返している。ちょろちょろやればいいのにと思う。
肴に頼んだのは板わさ。ところが烏賊の塩辛が突き出しで出た。板わさは要らなかったかも。塩辛は甘塩で、香りも旨味も強くて上等の仕上がり。まさか自家製とは思われないが。そして板わさ登場。普通の鈴廣あたりの白い上質な蒲鉾におろし山葵ではなく粕漬が添えられる。この粕漬もまた上等なもので、仕入れにはコストが掛かっているだろう。
頼んだのは蕎麦つけ麺と称するこの店独自のスタイル。ラーメン屋のつけ麺の形態に近いものと思えば間違いないが、普通の蕎麦屋でも浸け汁が具沢山の場合には小振りの丼で提供されるケースはままあって、そんなに珍しくはない。なお浸け汁の種類は数種類から選べて、家内はくるみ湯葉豆腐、私は鴨汁とした。待つこと暫し、蕎麦がサーブされた。

くるみ湯葉豆腐は実にヘルシーで女性向きだ。味は胡麻だれが立っていて、くるみも湯葉もうっすらと甘みがあって優しい。このミルキーな味と蕎麦の組み合わせは斬新だ。更につるんとした胡麻豆腐の舌触り、そして少しざらつき感が残る摩り下ろしたくるみだが、こちらも蕎麦と合わさると新食感。塩分は控えめだが旨味が全体のまとまりを良くしている。

鴨汁の方は醤油仕立ての鰹出汁がベースで、ここに癖のない合鴨肉を入れて煮出したもの。割と一般的でよくある味付けだ。あとは葉三ツ葉と長葱のみというシンプルな具だけ。合鴨から滲み出した軽い脂が表面に多量に浮いており、これが蕎麦に良く絡み出汁を良く持ち上げる。啜ると合鴨の甘味、鰹風味が同時にバランス良く入ってきて美味い。



この蕎麦は「ふのり」という海藻を混ぜて打ったというから成分としては新潟・十日町や柏崎で食べられている枌蕎麦(へぎそば)と同じなのだが、何故か蕎麦の香りが全くせず、独特のぷにっとした食感だけが際立つ。これを噛み切るときの歯触りに強い弾力があって、悪く言えば蒟蒻(こんにゃく)のような食感だ。肝心の蕎麦そのものの品位がちょっと残念。
そば酒房 凛や ヨドバシ横浜店 神奈川県横浜市西区北幸1-2-7 ヨドバシ横浜 B2F
電話:045-534-8668
営業:11:00~23:00
定休:不定休
最寄:各線 横浜 2~4分
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by primex64
| 2016-07-16 18:03
| My dishes -Soba
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