2016年 07月 03日
麺屋M@阪東橋 |
うだるような暑さの土曜は、やはり伊勢佐木町。暫く行っていなかった麺屋Mへ。スープも麺も進化を遂げたとの情報を得ての再訪である。
前回訪問したのは開店して数週間経過後の昨年末のことであった。印象はかなり鮮烈で、こんなにピュアで求道的なラーメンを目指す若者がいるのか、というものだった。それから8か月ほど経った今夏、再訪を果たした格好。店に着いたのは14:30頃。ランチタイムの終わり際ではあったがカウンタは半分以上の入り。

買った食券は前回同様デラックス並盛りという全部乗せバージョン。一人で営む厨房は多忙で、サーブまでにはそれ相応時間がかかる。待つこと暫し、デラックスが登場。見た目には大きな変化はない。しかし、スープを一掬いしてみて驚愕、なんという旨さだろうか。上等な鰹節を極限まで濃厚に煮出したところに昆布の甘みなどが複雑に重畳されている。
そして、麺を持ち上げてみたところ、以前に比べて太くがっしり、そして縮れが以前に比べて俄然強くなっていてスープの持ち上げが極めて良好になった。そして一啜りすると、これが驚きのウェーブの触感で、以前のか弱く繊細な印象は影を潜め自信に満ちたもっちり感がたまらない。以前の細ウェーブでも決して悪くはなかったがこれは更に良い。
トッピングのチャーシューだが、バーナーで一枚一枚炙ってあって香ばしく、若干厚切りになった気がする。そして以前は適度に柔らかく、そして塩分控えめで突出した特徴は感じられず割とおとなしい印象だったのだが、今回のこれは、みっしりとした肉の存在感を主張するタイプへと変貌し、加えてしっかりとした塩分を含んでいて食べ応えする。
先客が全て帰り、私一人となったところで店主と少し話ができた。昨年末訪店時に比べて激変した、と話を振ったところ、あの頃はまだ手探りで方向性が定まらない時期であったこと、その後、客からはスープが端麗すぎる、麺がか弱くて存在感が薄いなど指摘が相次いだことなど、様々な声に応えて改良しているうちに今の姿で落ち着いてきたという。
特にスープに関しては、煮干と甲殻類を除き、海産物を豊富、かつ原価割れぎりぎりの線まで増量させている由。なるほど、非常に濃い滋味と旨味はそういった改良の足跡があったということか。また、麺に関しても指摘に応え、もっと縮れを出して存在感を強めるため製麺を一段太くしたうえで以前と同様、入念に手揉みしてから茹でているそうだ。
地元の人々に愛され育まれてきたことに感謝する、という店主のひたむきで謙虚な姿勢は素晴らしい。ラーメン激戦区にあって、相応の特徴を出しそれを維持していくことの困難さは並大抵ではない。麺屋Mは正常進化を遂げて、そしてその域に達したと言える状況にあって、今後もこの方向性で是非とも頑張っていってほしいと願うのであった。
麺屋M
横浜市中区曙町4-45
電話:045-231-7882
営業:11:00~15:00、17:00~22:00
(月木は昼のみ営業)
定休:火曜
最寄:市営BL阪東橋3分、伊勢佐木長者町4分、
京急黄金町5分、JR関内12分
1日1回、ここをポチっとクリック ! お願いします。
♪ よい音楽を聴きましょう ♫
前回訪問したのは開店して数週間経過後の昨年末のことであった。印象はかなり鮮烈で、こんなにピュアで求道的なラーメンを目指す若者がいるのか、というものだった。それから8か月ほど経った今夏、再訪を果たした格好。店に着いたのは14:30頃。ランチタイムの終わり際ではあったがカウンタは半分以上の入り。

買った食券は前回同様デラックス並盛りという全部乗せバージョン。一人で営む厨房は多忙で、サーブまでにはそれ相応時間がかかる。待つこと暫し、デラックスが登場。見た目には大きな変化はない。しかし、スープを一掬いしてみて驚愕、なんという旨さだろうか。上等な鰹節を極限まで濃厚に煮出したところに昆布の甘みなどが複雑に重畳されている。
そして、麺を持ち上げてみたところ、以前に比べて太くがっしり、そして縮れが以前に比べて俄然強くなっていてスープの持ち上げが極めて良好になった。そして一啜りすると、これが驚きのウェーブの触感で、以前のか弱く繊細な印象は影を潜め自信に満ちたもっちり感がたまらない。以前の細ウェーブでも決して悪くはなかったがこれは更に良い。
トッピングのチャーシューだが、バーナーで一枚一枚炙ってあって香ばしく、若干厚切りになった気がする。そして以前は適度に柔らかく、そして塩分控えめで突出した特徴は感じられず割とおとなしい印象だったのだが、今回のこれは、みっしりとした肉の存在感を主張するタイプへと変貌し、加えてしっかりとした塩分を含んでいて食べ応えする。
先客が全て帰り、私一人となったところで店主と少し話ができた。昨年末訪店時に比べて激変した、と話を振ったところ、あの頃はまだ手探りで方向性が定まらない時期であったこと、その後、客からはスープが端麗すぎる、麺がか弱くて存在感が薄いなど指摘が相次いだことなど、様々な声に応えて改良しているうちに今の姿で落ち着いてきたという。
特にスープに関しては、煮干と甲殻類を除き、海産物を豊富、かつ原価割れぎりぎりの線まで増量させている由。なるほど、非常に濃い滋味と旨味はそういった改良の足跡があったということか。また、麺に関しても指摘に応え、もっと縮れを出して存在感を強めるため製麺を一段太くしたうえで以前と同様、入念に手揉みしてから茹でているそうだ。
地元の人々に愛され育まれてきたことに感謝する、という店主のひたむきで謙虚な姿勢は素晴らしい。ラーメン激戦区にあって、相応の特徴を出しそれを維持していくことの困難さは並大抵ではない。麺屋Mは正常進化を遂げて、そしてその域に達したと言える状況にあって、今後もこの方向性で是非とも頑張っていってほしいと願うのであった。
麺屋M 横浜市中区曙町4-45
電話:045-231-7882
営業:11:00~15:00、17:00~22:00
(月木は昼のみ営業)
定休:火曜
最寄:市営BL阪東橋3分、伊勢佐木長者町4分、
京急黄金町5分、JR関内12分
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by primex64
| 2016-07-03 18:46
| My dishes -Ramen
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