2015年 08月 09日
利久庵@関内 |
土曜は午前中曇りで前日までよりかは過ごし易く感じた。それでも30度は超えているのだが。伊勢佐木町へ出たついでにランチは利久庵で。本当に久しぶりだった。
店に着いたのが13:30過ぎ。がらりと扉を開けるとフロアは満席。店主から待ち椅子に腰かけるよう促される。ほんの少し待ったら二人掛けテーブルが運良く空いた。買い歩きして汗だくになっていたのでまずは水分補給。あてには鴨の鍬焼き、それと蛍烏賊と小鯵の味醂干しを頼んだ。程なくキンキンに冷えたキリンラガーが到着。
脂の乗った鴨はほんのり焼き色が付いていて良い塩梅だ。味は付いていないので別皿で提供の荒塩をぱらりと振りかけそして焼いた削ぎ切り長葱を添えて頂く。鴨特有の臭みは荒塩、長葱と一緒に頂くことでほぼ消え、上質で軽い脂、そして甘みを伴った旨みが滲み出てくる。ふくよかで弾性の強い鴨の肉とよく冷えたラガーは合う。


次いで蛍烏賊と小鯵の味醂干しが到着。蛍烏賊は磯の香りを十二分に温存した状態で軽く味醂が塗って干してあり、遠火でゆっくり炙ることで旨みがぎゅっと凝縮され、こりっとした歯応えも残っている。これは日本酒が欲しくなる味だ。メニューには銀嶺立山がある。富山産の蛍烏賊には富山の酒が合わないはずがない。
だが、このあとやることも残っていたのでぐっと我慢し、キリンラガーを差し替えることにした。福井の小浜産という小鯵の方も丁寧な下拵えをした開き身で、これを遠火で軽く炙ったものだ。甘辛くて、それでいて日向臭い干乾しの風味も十分残されている。これまた酒やビールの進む味。そろそろ蕎麦をオーダー。頼んだのは天つけ。
天つけとは利久庵の独特の呼び方で、要は天ざるのこと。待つこと暫し、天つけがサーブされる。まず最初に揚げたてのほくほくした活車海老の天麩羅、大葉、白身魚、南瓜が座り良く盛り付けられて運ばれた。ここにきりっとした更科蕎麦がセットされる。蕎麦を少しだけ手繰って先をちょちょいと蕎麦猪口の汁につけて啜る。
鼻に抜ける香気が何とも言えない。久し振りの利久庵の蕎麦はやはり一級品。先週食べた九つ井の蕎麦も素晴らしかったが、ここ利久庵の蕎麦には老舗ならではの風格と技を感じる。車海老は揚げた後に等間隔に切ってある。これは穴子天麩羅の出し方と同様で、実に食べやすい配慮なのだ。
他の天麩羅もからりと軽く揚がっていて美味だった。
終わり際に鉄瓶に入った蕎麦湯が供される。取っ手が暑いので当て布が巻いてあって、これまた心憎い配慮だ。とろとろした熱い蕎麦湯を蕎麦猪口に少しずつ注ぎ入れ、〆とする。


久し振りの利久庵は非常に混雑していた。元々が活況のある店なので、これくらい混んでいても不思議ではないが、ちょっと前のアド街ック天国に出たんだそうで、それ以来更に混んでいるとのこと。しかし、この日に見渡す限りは常連と思しき地元客しかいないようだったが。そのうち落ち着きを取り戻すであろう。
利久庵
横浜市中区真砂町2-17 利久ビル
電話: 045-641-3035
営業: 11:00~20:30
定休: 日曜
最寄: JR、市営BL関内2分
1日1回、ここをポチっとクリック ! お願いします。
♪ よい音楽を聴きましょう ♫
店に着いたのが13:30過ぎ。がらりと扉を開けるとフロアは満席。店主から待ち椅子に腰かけるよう促される。ほんの少し待ったら二人掛けテーブルが運良く空いた。買い歩きして汗だくになっていたのでまずは水分補給。あてには鴨の鍬焼き、それと蛍烏賊と小鯵の味醂干しを頼んだ。程なくキンキンに冷えたキリンラガーが到着。
脂の乗った鴨はほんのり焼き色が付いていて良い塩梅だ。味は付いていないので別皿で提供の荒塩をぱらりと振りかけそして焼いた削ぎ切り長葱を添えて頂く。鴨特有の臭みは荒塩、長葱と一緒に頂くことでほぼ消え、上質で軽い脂、そして甘みを伴った旨みが滲み出てくる。ふくよかで弾性の強い鴨の肉とよく冷えたラガーは合う。

次いで蛍烏賊と小鯵の味醂干しが到着。蛍烏賊は磯の香りを十二分に温存した状態で軽く味醂が塗って干してあり、遠火でゆっくり炙ることで旨みがぎゅっと凝縮され、こりっとした歯応えも残っている。これは日本酒が欲しくなる味だ。メニューには銀嶺立山がある。富山産の蛍烏賊には富山の酒が合わないはずがない。
だが、このあとやることも残っていたのでぐっと我慢し、キリンラガーを差し替えることにした。福井の小浜産という小鯵の方も丁寧な下拵えをした開き身で、これを遠火で軽く炙ったものだ。甘辛くて、それでいて日向臭い干乾しの風味も十分残されている。これまた酒やビールの進む味。そろそろ蕎麦をオーダー。頼んだのは天つけ。
天つけとは利久庵の独特の呼び方で、要は天ざるのこと。待つこと暫し、天つけがサーブされる。まず最初に揚げたてのほくほくした活車海老の天麩羅、大葉、白身魚、南瓜が座り良く盛り付けられて運ばれた。ここにきりっとした更科蕎麦がセットされる。蕎麦を少しだけ手繰って先をちょちょいと蕎麦猪口の汁につけて啜る。
鼻に抜ける香気が何とも言えない。久し振りの利久庵の蕎麦はやはり一級品。先週食べた九つ井の蕎麦も素晴らしかったが、ここ利久庵の蕎麦には老舗ならではの風格と技を感じる。車海老は揚げた後に等間隔に切ってある。これは穴子天麩羅の出し方と同様で、実に食べやすい配慮なのだ。
他の天麩羅もからりと軽く揚がっていて美味だった。終わり際に鉄瓶に入った蕎麦湯が供される。取っ手が暑いので当て布が巻いてあって、これまた心憎い配慮だ。とろとろした熱い蕎麦湯を蕎麦猪口に少しずつ注ぎ入れ、〆とする。


久し振りの利久庵は非常に混雑していた。元々が活況のある店なので、これくらい混んでいても不思議ではないが、ちょっと前のアド街ック天国に出たんだそうで、それ以来更に混んでいるとのこと。しかし、この日に見渡す限りは常連と思しき地元客しかいないようだったが。そのうち落ち着きを取り戻すであろう。
利久庵 横浜市中区真砂町2-17 利久ビル
電話: 045-641-3035
営業: 11:00~20:30
定休: 日曜
最寄: JR、市営BL関内2分
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by primex64
| 2015-08-09 01:30
| My dishes -Soba
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