
日曜は六角橋で買い物。ついでにランチはじょんならんで饂飩。
割と早めの時間帯だったので混んでいたが入り口辺りの2席が空いていてすぐに着席できた。家内は限定メニューの「明太子のおうどん」、私はざるうどん+穴子+温泉卵とした。繁忙期なのだが、この日はお姉さんも厨房に入っており4名体制で準備はさくさくと進んだ。

明太子のほうは丼に汁無しで提供され、卓上の出汁醤油を適宜かけて頂く趣向だが、明太子にも十分な塩分があるので滴下は僅かでよいはず、とのお姉さんの助言に従い、ちょっとだけかけた模様。
明太子以外の具は長天、鶏、おくら、温卵天、胡瓜の千切り、海苔など。

明太子の塩分と饂飩は相性が良く、魚卵の風味、仄かな辛味が相俟って食が進む。
ここにからっと揚がった天麩羅の薄い油が滲みて甘みが倍化されるが胡瓜の千切りがしつっこさを中和してくれ、全体を混ぜ返して頂くと至福の美味が一気に口を襲う。

やはりこの時期のざる饂飩は冷たくて美味しいのだ。大振りの穴子はからりと揚げられていて箸でさくさくと軽く切れる。一口大に切った身に出汁醤油を垂らして頬張ると上品でくどさのない薄い脂が拡がって安堵する。ここで饂飩を一掬い手繰って啜るとえもいわれぬ満足感がもたらされる。

この日は別皿で温泉卵を頼んだ。
絶品の茹で加減の讃岐饂飩を猪口の汁に浸し、そのまま溶いた温泉卵に潜らせるという趣向だ。とろとろの黄身、半ゲル状の白身を絡め取った饂飩はまったりと舌に纏わりついてきて旨みがじわりと染み渡る。この半凝固卵と穴子の相性もまた抜群。



常設メニューは相変わらずのクォリティでさすがに安定しているし、定期的に開発している限定メニューについてもチャレンジャブルでよく考えられている内容と味だ。じょんならんの場合、饂飩だけではなくて天麩羅が美味しいので、それをあてに昼間から日本酒やビールを傾けている客も多い。また、夜には刺身などの用意もあるそうで、一度はディナー使いも試してみたいところだ。

本格手打ちうどん じょんならん
横浜市神奈川区六角橋2-14-9 KEIコーポ白楽
電話: 045-413-2345
営業: 11:30~14:30、18:00~22:00
定休: 月曜
最寄: 東急東横線 白楽7分、東白楽8分

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