とらきち家@六角橋 |
この店の系譜には詳しくはないのだが、吉村家の元・直系の暖簾分けだった柏の王道家から更に暖簾分けして発祥の地元・横浜へ逆進出とのことで、千葉で成長した家系が凱旋したというか本家に殴り込みをかけたというか、どうもそんな感じの出店と思われるのだ。なお、現在の王道家は麺を自家製麺としたこと等、吉村家の暖簾会からは脱退しているそうだ。
店に着いたのは13:00過ぎ。行列を作っているのではないかと危惧していたが意外に空いていた。王道家の流儀が分からずに券売機に向かい、家内は普通のラーメン(硬め)+味玉、私はチャーシュー麺(硬め)+味玉とした。広い逆L型カウンタの奥に通され、そこにゆったりと腰かけた。コートやジャケット、鞄などを収納するプラスチック製の籠が用意されていて感心。これなら撥ねが飛ぶ家系ラーメンを女性でも安心して存分に味わえそうだ。
注文は一般的な家系と同じで、麺の茹で加減、醤油種の濃さ、鶏油の量を指定する方式なのだが、周りの客を見ていると独特な注文をしている。それは、野菜増しのような後オーダーのもやし系トッピング、豚バラと呼ばれる後載せのチャーシューなどがカウンタ越しのキャッシュ決済で可能のようなのだ。野菜や肉増しは二郎系と似たサービスで、腹を空かせた若者には堪えられないのではなかろうか。いかんせん、こちらは初老の域に達している身なので殆どノー・サンキューなのだが。
麺は着席して茹で加減等の好みを聴いた後から茹でに入る。しかし固めコールとそれ以外は同じ麺茹釜に麺を投入するので、早く引き上げたのが硬め、それ以降が中~軟茹でという直系と同じ麺茹でオペレーションだ。




家内はスープの塩分が強くて耐え切れず、食べ始めて暫らくして薄めてもらった。するとちょうど良い具合になったようだった。


横浜市神奈川区西神奈川3-1-1
電話: 調査中
営業: 11:00~22:00
定休: 月曜
最寄: 東横線 白楽7分、東白楽5分

♪ よい音楽を聴きましょう ♫

先日、東白楽周辺を通った際にまだ入ったことのない新たなラーメン店を発見したので行ってみることにしました。 こちらがそのラーメン店。 「とらきち家」という横浜家系ラーメ ...... more