くり山@六角橋 |
念のためピーコックを通り過ぎ、くり山をチェックしたところ待ちは3名と少なかったので並んだ。注文を取りにいつもの若い女性スタッフが出てくる。頼んだのは家内はあつもり+味玉、私は普通のつけめん+半チャーシュー+味玉と代わり映えなし。少ない待ちだったのだがタイミングが悪かったようで結構待たされた。結局30分ほど待たされた計算になる。
この日のくり山はいつもと変わらぬクォリティで、すでにこの動物魚介つけめんの世界ではスタンダードの味とさえいえる世界を確立してしまった感がある。もともとは東池袋大勝軒を源流としているここの店主であるが、その後、あちこちを経て大崎六厘舎、そして仁鍛(現・くり山)に至るという道筋の中で醸成された味は、大勝軒の特徴である甘味・酸味を殆ど排除したすっきり中庸の味に落ち着いた。
仁鍛を開いてから今日に至る途中、魚粉系が立ちすぎたライトな時期もあったが、現在ではどっしりとした適度な粘性動物系をベースとし、魚の風味が不足と感じられる場合には卓上のオプション魚粉で補う趣向となっている。
待つこと暫し、カウンタ越しに麺丼、続いて浸け汁椀がサーブされる。
スープの滋味も、また入っている具材もいつもと変わらない品質であって安心と信頼の味だ。ストレート太麺の噛み心地もいつもと同じだ。
但し、年齢的にこのがじがじとしたワイルドな麺と動物系のこってりとした粘性スープはいつもいつも食べられるものではなくなりつつあると感じている。
くり山
横浜市神奈川区六角橋1-17-29
電話: 045-421-0537
営業: 平日: 11:30-15:00、18:00-21:00
土日祝: 11:30-18:00
定休: 火曜
最寄: 東横線・白楽5分
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