2013年 02月 17日
キッチン友@六角橋 |
< ヨコハマ洋食・定食シリーズ Vol.16 >
相変わらず忙殺されていてネットの巡回先チェックすら覚束ない日々を送っている。もう、どうにかしたいのだが、どうにもできない・・。
三連休の初日のランチ。ここは六角橋で唯一生き残ったフルラインの昭和洋食を出す老舗だ。その昔、表通りにはキッチン・ベルがあって、この店とは人気を二分していた。キッチン友のシェフは若い頃にはベルで腕を振るっていたという経緯の持ち主で、途中から独立して近所に今の店を構えたと聞いている。
妙蓮寺に越してきた若い頃には割と足繁く通った店で、この頃には六角橋洋食のオリジネータでもあったキッチン・ベルも元気に営業していた。どちらの店でも供される料理はおおかたのメニューにおいてボリューミーであり、食べて美味しいのだが加齢と共に段々と腹にとってきつくなってきていたのは事実。そんなこんなもあって友に来るのは20年ぶりくらいだろうか。
店の雰囲気はドアを押した瞬間に20数余年の隔たりを超えて伝わってきた。鰻の寝床風のカウンタとその対面の狭い厨房はその昔とまるで同じ。四半世紀を超えてこのフォーメーションを保っているのは奇蹟というか非常に価値あることだ。例によって1階カウンタは常連と思しき人々で占拠されている。間髪入れず「2階へどうぞ」のコール。
狭い踏み板が急勾配で並ぶ階段を上り2階へ。内装に少し手を入れているためか小綺麗に感じる。2階席もほぼ満席であり我々は一番奥へ通された。その脇が階段天井部に位置する変形三角テーブルで、ここは昔からそんなレイアウトだった気がする。女性スタッフが二階へ上がってきて水を置きオーダーを取る。家内が頼んだのは、王道的なハンバーグに魚(サーモン)フライを添えたランチセット。私はジャンボランチと称する、いわば全部載せスペシャル洋食セットだ。このジャンボランチ、昔も食べた気がするが、当時既にジャンボランチという名前が付いていたか否かは判然としない。オーダーを階下の厨房に伝えてからフォーク、ナイフ、箸を並べる。
待つこと20分ほど、味噌汁椀と家内のハンバーグ用のライス皿、ポテトサラダが運ばれる。二人でポテサラをつつく。馬鈴薯本来の味が損なわれずにちゃんと残った、シンプルだが基本に忠実なポテサラだ。普通、隠し味で砂糖が使われることが多いが、このポテサラには砂糖の甘みはついておらずマヨネーズの量も極少ない。つまり馬鈴薯の甘味・旨味だけで勝負しているのだ。
物足りない場合に備えてか、自家製マヨネーズが脇に添えてある。これを足して味を調節してくれとの趣向と思われる。そこから少し間があってメインディッシュが同時にサーブされた。ハンバーグだが、ナツメグが効いたスパイシーなもので、挽肉は柔らかくジューシーだ。かかっているデミグラスも一級品であり、程良い甘みに強く深いコクがこの店の歴史を静かに物語っている。
このハンバーグの味は都市部にあるシティホテルのグリルや日本橋界隈の老舗洋食屋、明治屋のレストランの味に通じるものがあって、即ち高級感が強く漂っているのだ。
ジャンボランチだが、ワンプレートに鶏唐揚げ2個、海老フライ、一口カツ、ハンバーグ、目玉焼きがセットされ、付け合わせには千切りキャベツにトマト1/4、薄味ナポリタンだ。

ライスは同じプレートにアーモンド状に型抜きされて載る。全体に例のハンバーグ用の特製デミグラスが滲んでおり、これがまたどの料理にもマッチするのだ。内容的には昔の大学生協の食堂で見られたA定食、B定食といった高額定食(普及ランチは普通どの大学生協でもコープランチと称していたような・・)のような内容である。
また、ご飯がケチャップライスになっていて旗が立っていたり、ヤクルトの小瓶やグリコのオマケ付き菓子が付いていたらお子様ランチのような風体なのだ。
海老フライは尻尾の部分が切られ、90度傾けた状態で衣で胴体へと接着されて揚がっており全部食べられる。願わくばタルタルソースを添え付けて欲しいところ。
ハンバーグは、家内のランチセットの縮小版であり味は同じ、一口カツは恐らく肉質の良いヒレで、柔らかくて旨味が強いもの。
鶏の唐揚げも良い肉質でありプリプリで美味だ。ハンバーグその他を一口ずつ切って目玉焼きの黄身にくぐらせて頂くとかなりおつだ。
今回はこの店の実力を改めて知ることとなった。あまり高カロリーなものは食べられなくはなってきている昨今だが、たまには昭和の香り漂う洋食も良いものだ。
キッチン友 (きっちん ゆう)
横浜市神奈川区六角橋1-7-21
電話: 045-431-1152
営業: 12:00~22:00
定休: 水曜
最寄: 東急東横線 白楽2分
1日1回、ここをポチっとクリック ! お願いします。
♪ よい音楽を聴きましょう ♫
相変わらず忙殺されていてネットの巡回先チェックすら覚束ない日々を送っている。もう、どうにかしたいのだが、どうにもできない・・。
三連休の初日のランチ。ここは六角橋で唯一生き残ったフルラインの昭和洋食を出す老舗だ。その昔、表通りにはキッチン・ベルがあって、この店とは人気を二分していた。キッチン友のシェフは若い頃にはベルで腕を振るっていたという経緯の持ち主で、途中から独立して近所に今の店を構えたと聞いている。
妙蓮寺に越してきた若い頃には割と足繁く通った店で、この頃には六角橋洋食のオリジネータでもあったキッチン・ベルも元気に営業していた。どちらの店でも供される料理はおおかたのメニューにおいてボリューミーであり、食べて美味しいのだが加齢と共に段々と腹にとってきつくなってきていたのは事実。そんなこんなもあって友に来るのは20年ぶりくらいだろうか。
店の雰囲気はドアを押した瞬間に20数余年の隔たりを超えて伝わってきた。鰻の寝床風のカウンタとその対面の狭い厨房はその昔とまるで同じ。四半世紀を超えてこのフォーメーションを保っているのは奇蹟というか非常に価値あることだ。例によって1階カウンタは常連と思しき人々で占拠されている。間髪入れず「2階へどうぞ」のコール。
狭い踏み板が急勾配で並ぶ階段を上り2階へ。内装に少し手を入れているためか小綺麗に感じる。2階席もほぼ満席であり我々は一番奥へ通された。その脇が階段天井部に位置する変形三角テーブルで、ここは昔からそんなレイアウトだった気がする。女性スタッフが二階へ上がってきて水を置きオーダーを取る。家内が頼んだのは、王道的なハンバーグに魚(サーモン)フライを添えたランチセット。私はジャンボランチと称する、いわば全部載せスペシャル洋食セットだ。このジャンボランチ、昔も食べた気がするが、当時既にジャンボランチという名前が付いていたか否かは判然としない。オーダーを階下の厨房に伝えてからフォーク、ナイフ、箸を並べる。
待つこと20分ほど、味噌汁椀と家内のハンバーグ用のライス皿、ポテトサラダが運ばれる。二人でポテサラをつつく。馬鈴薯本来の味が損なわれずにちゃんと残った、シンプルだが基本に忠実なポテサラだ。普通、隠し味で砂糖が使われることが多いが、このポテサラには砂糖の甘みはついておらずマヨネーズの量も極少ない。つまり馬鈴薯の甘味・旨味だけで勝負しているのだ。
物足りない場合に備えてか、自家製マヨネーズが脇に添えてある。これを足して味を調節してくれとの趣向と思われる。そこから少し間があってメインディッシュが同時にサーブされた。ハンバーグだが、ナツメグが効いたスパイシーなもので、挽肉は柔らかくジューシーだ。かかっているデミグラスも一級品であり、程良い甘みに強く深いコクがこの店の歴史を静かに物語っている。
このハンバーグの味は都市部にあるシティホテルのグリルや日本橋界隈の老舗洋食屋、明治屋のレストランの味に通じるものがあって、即ち高級感が強く漂っているのだ。ジャンボランチだが、ワンプレートに鶏唐揚げ2個、海老フライ、一口カツ、ハンバーグ、目玉焼きがセットされ、付け合わせには千切りキャベツにトマト1/4、薄味ナポリタンだ。

ライスは同じプレートにアーモンド状に型抜きされて載る。全体に例のハンバーグ用の特製デミグラスが滲んでおり、これがまたどの料理にもマッチするのだ。内容的には昔の大学生協の食堂で見られたA定食、B定食といった高額定食(普及ランチは普通どの大学生協でもコープランチと称していたような・・)のような内容である。
また、ご飯がケチャップライスになっていて旗が立っていたり、ヤクルトの小瓶やグリコのオマケ付き菓子が付いていたらお子様ランチのような風体なのだ。海老フライは尻尾の部分が切られ、90度傾けた状態で衣で胴体へと接着されて揚がっており全部食べられる。願わくばタルタルソースを添え付けて欲しいところ。
ハンバーグは、家内のランチセットの縮小版であり味は同じ、一口カツは恐らく肉質の良いヒレで、柔らかくて旨味が強いもの。鶏の唐揚げも良い肉質でありプリプリで美味だ。ハンバーグその他を一口ずつ切って目玉焼きの黄身にくぐらせて頂くとかなりおつだ。
今回はこの店の実力を改めて知ることとなった。あまり高カロリーなものは食べられなくはなってきている昨今だが、たまには昭和の香り漂う洋食も良いものだ。
キッチン友 (きっちん ゆう)横浜市神奈川区六角橋1-7-21
電話: 045-431-1152
営業: 12:00~22:00
定休: 水曜
最寄: 東急東横線 白楽2分
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by primex64
| 2013-02-17 12:48
| My dishes -Grill
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