
風はひんやりだが穏やかで過ごしやすい土曜、アジアン家具/小物を探しに山下町界隈へ。必然的にランチは中華街ということになる。
非常に久し振りに豚バラでも食べようと海員閣に向かう。勿論、長蛇の列や相席、落ち着かない変な接客などは受け入れるつもりだったが。

土曜の昼としてはかなり早い時間に到着したのであるが、訝しいことに店の前には行列がない。狭い店内はほぼ満席で料理は順調に出ている風だが、姐が玄関まで出てきて閉店だという。理由は分からないが食材が尽きてしまったのかも知れない。
ということなので、同じ香港路の斜向かいにある龍城飯店に入ることに。

ここはちょっと前からやっている隠れ家のような目立たない狭い店で、夜はフカヒレを含むコース料理が格安で賞味できる気安い料理屋だ。昼は実は入ったことがなかったが、表の看板を見る限り夜と同様に驚くべき低価格で度肝を抜かれる。
ワンコイン+αで充実の内容で、この値段なら多少変な味でも文句は言うまい。

当初食べようと思っていた豚ではないが、この店の人気という牛バラの麺を食べることにした。家内は勿論、担々麺をチョイス。
オーダーと同時に水がサーブされる。もうちょっと格上の店なら普洱茶か茉莉花茶が振る舞われるが、まぁここはそんな格式張った店ではない。

1階も2階も客が多く、厨房からは忙しそうな鍋振りの音が響いてくる。暫く待って料理がサーブされる。
値段が値段だけに高級感は皆無であるが、勢いのある明確な味付けとこのボリュームは価格を度外視しても納得の内容だ。フル・ポーションの麺に小サイズの炒飯、搾菜、杏仁豆腐が盆に載って出る。



これで終わりではなく、僅か二つとはいえ蒸籠蒸しの熱々の小籠包が付くのだ。これでこの値段は普通ならあり得ない。飲茶だけで一人前数千円を取るような高級店のようなフレーバーは望むべくもないが、大衆的なランチを食べるならばこの内容とクォリティで何の不満もないのだ。中華街ではこういった目立たない小さな無名店を気軽に使うのも楽しみの一つだ。


味は鮮やかであるが、化調が少々多かったらしく店を出て暫くしたら無性に喉が渇いてきた。まぁ、それもご愛敬だろう。まったりとしたランチタイムであった。

龍城飯店
横浜市中区山下町147
電話: 045-681-3228
営業: 9:00~翌1:00
定休: 無休
最寄: みなとみらい線 元町・中華街10分、
JR石川町10分

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