山田ホームレストラン@関内 |
細々と続けているこのシリーズも10店舗めとなる。昨日の土曜、横浜地方は朝から雨模様だった。梅雨明けしてから先週は晴れ上がって暑かったが、この週末は一転して天候は良くなく、そして上空へは寒気も入って来ていて肌寒いくらいだ。
街角の大衆食堂はそのバックグラウンドによって、蕎麦屋や饂飩屋など和麺が発祥の店、焼鳥屋や居酒屋など和食が発祥の店、中華料理屋が発祥の店、そしてここのように昭和洋食の定食物や昭和の喫茶店のセット物を発祥にしている店に分類されると思う。この店を洋食屋と分類するには少々微妙で、出自が昭和洋食の大衆食堂だという認識で大きな間違いはないだろう。
その点において、前回のグリル・エスは昭和洋食の中でもちょっと気取ったレストランというスタイルと矜持を堅持しているが、山田ホームレストランは大衆迎合度が高くて、洋食といいながらも饂飩やそばなどの麺類、丼ものもあったりと、おおよそ殆ど何でも揃っているし、食べ方のスタイルももはや崩壊していて何でもありの気安さが身上とも言えよう。
メニュー自体に目を向ければ、基本となる昭和洋食のアラカルトはほぼ全ジャンルをカバーしており、やっぱりこの店のシェフは洋食が専門であることを寡黙に主張している。





付け合わせの生野菜はキャベツの千切りと巻いたままカットしたレタス1/8サイズで、これには卓上にある市販ドレッシングか巨大マヨネーズを絞り掛けてバリバリと頂くという趣向だ。ポテサラの美味しさも際立っており、これは単品でたっぷりと頂きたい逸品だ。目立たないが、お新香は自家製ぬか漬けであり、これも良い具合に漬かっていて美味しい。手作り感がいっぱいに詰まったここの洋食はヘルシーで美味しく、決して侮れないのだ。

横浜市中区相生町3-60
電話: 045-681-1094
営業: 11:00~21:30
定休: 日曜
最寄: JR 関内5分、市営BL 関内4分、
みなとみらい線 馬車道4分、日本大通り5分

♪ よい音楽を聴きましょう ♫

住所:横浜市中区相生町3-60 泰生ビル1F 電話:045-681-1094 営業:11:00〜21:30 定休:日曜 食べログ 1967(昭和42)年創業の大衆食堂。店内には洋食から和食まで様々な手書きメニュー ...... more