2011年 12月 03日
麺一筋@桜木町 |
今朝は明け方に地震があって目が覚めた。午前中までは雨が降っていたが正午くらいにやんで日差しが出てきた。野毛方面へ出掛けたので、ついでに今まで未食であった麺一筋へ。JR桜木町から地下へ潜り、音楽通り側の出口を出て向かって右手へ折れるとすぐに店は見つかった。店の入り口にはボクシングを戦っている選手の姿を写したパネルや写真が飾ってある。そう、この店は、元WBA世界ライト級、およびスーパーフェザー級の二階級を制覇したチャンピオン=畑山隆則氏が所有するラーメン屋なのだ。
畑山氏はオーナーではあるが、この麺一筋というブランドはFCであって水道橋に本拠を置く矢辺治氏が経営するグループの暖簾分けという位置付けになる。つまり、引退後の一つのサイドビジネスとして畑山氏が所有・出資する店舗なのだ。
この日は14:00近かったせいか先客は3名ほどで店内は空いていて静かだ。店に入って左側の券売機で食券を買うシステム。券売機の上には青いボクシング・グローブが飾ってある。畑山が実践で使用したものであろうか。そして壁には片岡鶴太郎の描いた焼き魚の絵が掛け軸となって飾られている。鶴太郎はボクシングをやっていた関係から畑山を応援していた時代があり、マネージャやセコンドも務めた間柄だったことを思い出す。
頼んだのは二人とも「魂のラーメン」という品で、言うならばスタンダード・スタイルの尾道ラーメンに味玉を載せ、背脂を通常より多めに振りかけたものだ。私は券売機に張り付けられていた「カレー小」も気になったので頼んだ。これはご飯茶碗に盛った小さなカレーだ。店を切り盛りするのは中年のスマートな男性が一人。食券を出すと麺は普通と太麺があるがどちらがよいか尋ねられる。二人とも太麺をお願いした。
奥の厨房ではこのスマートな男性が一人で懸命に調理している風だった。
待つこと暫し(ちょっと時間がかかり10分以上は待ったであろうか・・)、注文した魂のラーメンがサーブされた。小振りの丼に美しく盛られたラーメンは熱々で湯気を立てており、ちょっと寒くなってきた昨今では有り難いものだ。
スープを啜る。醤油ベースのシンプル系で、白濁したトンコツに辟易した向きにはストレートでピュアな風味はなんとも新鮮だ。ベースは鶏だが魚介系素材がふんだんに含まれており、割と複雑で手の込んだ味わいのスープである。麺は平打ちの縮れで、太麺とは言うものの世間的には中細と分類される寸法だ。この麺はとても秀逸で、しかも茹で加減が非常に良い。
ちょっと芯が残る程度の硬めなので喉越しも歯触りも非常に良好だ。ここに複雑系かつ淡麗な醤油スープが絡んできて、昭和を彷彿とさせられるラーメン本来の飾らない旨味が味わえるのだ。トッピングは薄切りだけれども旨味が強くてホロホロに柔らかいバラのチャーシュー、細いけれどもコリコリとした硬めの食感のメンマ、そして塩分がしっかりと浸みた味玉、多量の九条葱といった最低限度の装備だ。
ラーメンが出てきて写真を撮っている間に小カレーがサーブされた。茶碗に可愛く盛られたこのカレー、畑山氏が自ら色々と工夫を凝らし、20種類ほどのスパイスを調合したという触れ込みだ。だが、それは殆ど感じられずジャワカレーに市販のガラムマサラ粉を溶かし込んだような、ある種ホッと安心できる味だ(写真は失念)。勿論辛味は殆どない。このラーメン+カレーというのは首都圏では偶に見掛けるコンビネーションで、有名なのは蒲田のインディアン、ここ横浜ならば伊勢佐木町の太源がポピュラーだろう。
ラーメンのスープだが、どちらかというと繊細であってフックは強くはないけれども、このスープと麺のコラボレーションは素晴らしいと思う。そしてこれを邪魔しない質素なトッピングたちもまた秀逸なバランスだと思う。FCであって、また著名人が所有する店とのことで殆ど期待せずに入ったのであるが、あにはからんや相当にレベルの高い醤油タイプの尾道系であった。ここは、今後近いうちにリピートすると思う。
尾道ラーメン 麺一筋 桜木町店
横浜市中区花咲町2-26-5
電話: 045-253-0961
営業: 11:00~22:30
定休: 年中無休
最寄: JR桜木町3分、市営BL桜木町1分
1日1回、ここをポチっとクリック ! お願いします。
畑山氏はオーナーではあるが、この麺一筋というブランドはFCであって水道橋に本拠を置く矢辺治氏が経営するグループの暖簾分けという位置付けになる。つまり、引退後の一つのサイドビジネスとして畑山氏が所有・出資する店舗なのだ。
この日は14:00近かったせいか先客は3名ほどで店内は空いていて静かだ。店に入って左側の券売機で食券を買うシステム。券売機の上には青いボクシング・グローブが飾ってある。畑山が実践で使用したものであろうか。そして壁には片岡鶴太郎の描いた焼き魚の絵が掛け軸となって飾られている。鶴太郎はボクシングをやっていた関係から畑山を応援していた時代があり、マネージャやセコンドも務めた間柄だったことを思い出す。
頼んだのは二人とも「魂のラーメン」という品で、言うならばスタンダード・スタイルの尾道ラーメンに味玉を載せ、背脂を通常より多めに振りかけたものだ。私は券売機に張り付けられていた「カレー小」も気になったので頼んだ。これはご飯茶碗に盛った小さなカレーだ。店を切り盛りするのは中年のスマートな男性が一人。食券を出すと麺は普通と太麺があるがどちらがよいか尋ねられる。二人とも太麺をお願いした。
奥の厨房ではこのスマートな男性が一人で懸命に調理している風だった。待つこと暫し(ちょっと時間がかかり10分以上は待ったであろうか・・)、注文した魂のラーメンがサーブされた。小振りの丼に美しく盛られたラーメンは熱々で湯気を立てており、ちょっと寒くなってきた昨今では有り難いものだ。
スープを啜る。醤油ベースのシンプル系で、白濁したトンコツに辟易した向きにはストレートでピュアな風味はなんとも新鮮だ。ベースは鶏だが魚介系素材がふんだんに含まれており、割と複雑で手の込んだ味わいのスープである。麺は平打ちの縮れで、太麺とは言うものの世間的には中細と分類される寸法だ。この麺はとても秀逸で、しかも茹で加減が非常に良い。
ちょっと芯が残る程度の硬めなので喉越しも歯触りも非常に良好だ。ここに複雑系かつ淡麗な醤油スープが絡んできて、昭和を彷彿とさせられるラーメン本来の飾らない旨味が味わえるのだ。トッピングは薄切りだけれども旨味が強くてホロホロに柔らかいバラのチャーシュー、細いけれどもコリコリとした硬めの食感のメンマ、そして塩分がしっかりと浸みた味玉、多量の九条葱といった最低限度の装備だ。ラーメンが出てきて写真を撮っている間に小カレーがサーブされた。茶碗に可愛く盛られたこのカレー、畑山氏が自ら色々と工夫を凝らし、20種類ほどのスパイスを調合したという触れ込みだ。だが、それは殆ど感じられずジャワカレーに市販のガラムマサラ粉を溶かし込んだような、ある種ホッと安心できる味だ(写真は失念)。勿論辛味は殆どない。このラーメン+カレーというのは首都圏では偶に見掛けるコンビネーションで、有名なのは蒲田のインディアン、ここ横浜ならば伊勢佐木町の太源がポピュラーだろう。
ラーメンのスープだが、どちらかというと繊細であってフックは強くはないけれども、このスープと麺のコラボレーションは素晴らしいと思う。そしてこれを邪魔しない質素なトッピングたちもまた秀逸なバランスだと思う。FCであって、また著名人が所有する店とのことで殆ど期待せずに入ったのであるが、あにはからんや相当にレベルの高い醤油タイプの尾道系であった。ここは、今後近いうちにリピートすると思う。
尾道ラーメン 麺一筋 桜木町店横浜市中区花咲町2-26-5
電話: 045-253-0961
営業: 11:00~22:30
定休: 年中無休
最寄: JR桜木町3分、市営BL桜木町1分
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by primex64
| 2011-12-03 23:50
| My dishes -Ramen
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