イツワ製麺所食堂@反町 |
午後から横浜西口に用事があって出掛ける予定があったが、その前に腹ごしらえ。昨晩は韓国料理を食べつつもメインディッシュまでで皆が満腹となって冷麺が食べられなかった。家内はやっぱり麺が食べたいという。ということで、小春日和に近い陽光の中、自宅から歩いてイツワまで食べに行った。
食べたのは家内はスーラー・ラーメン、私はそのつけ麺バージョンであるスーラーつけ麺+増しチャーシュー(家内とシェア)。いずれも太麺で注文。スーラー・ラーメンに関しては家内は以前に一度食べていて好感度は大であったので、それではということで、私は今回つけ麺で戴くことに。時間的には13:00ちょうどくらいであったがたまたま二席空いていて待たずに座れた。
その後からどんどん後客が入ってきて待ち行列を作ったのでラッキーだった。
待つこと暫し、ラーメンとつけ麺がほぼ同時にサーブされる。スーラーラーメンは以前といでたちは全く同じで深い赤色に染まったスープがいかにも辛そうだ。しかし、味自体は穏和で滋味深く、そして挽肉の甘さが基底となる秀逸なものだ。辛さは実は大したことはない。
スーラーつけ麺はスープと麺、具が別々に供されるという形態であって基本はラーメンとほぼ同じ内容。スーラー(酸辣)という割には酸味はそれ程強くはなく噎せ返るほどの刺激は無い。辛味が足りなければどうぞ、と、差し出されたミル入りの辛味スパイスをゴリゴリと削って入れればちょうど良い辛さと痺れ具合となり、これはよい。
他のメニュー、例えば塩つけ麺やイツワつけ麺などは塩分が微妙なセッティングになっているのに対してこのスーラーはきつめの塩分でフックが効いており、これはこれで太麺に負けない力強い演出だ。豚骨と鶏ガラ系、そして挽肉餡をマリッジしたコクの強いスープに多少の酸味と辛味、痺れ要素を加味したこのスーラーは完成度の高いラーメン&つけ麺と言える。
類似のメニューとしては担々ラーメン&つけ麺があって、要するに酸味と痺れを加えるかどうかの違いだけのバリエーションなのだが、これはこれでクッキリとした美味しさなのだ。
増しチャーシューのいつもの地味な美味しさも健在だったことを申し添えておく。
(左の写真: 山椒などの辛味を入れたスパイス・ミル)
その後、更に徒歩で横浜駅西口まで行って用事を足した。因みに用事とは、新たに大画面薄型液晶テレビを導入するにあたり現在の物理的視聴環境を抜本的に見直す必要に迫られ、そのための次期ラックを特注するため家具屋まで打ち合わせに行ったというわけだ。
イツワ製麺所食堂 東神奈川店
横浜市神奈川区ニツ谷町6-1
電話: 045-314-8120
営業: 11:30~15:00、17:00~20:30
定休: 月曜
最寄: 東横線・東白楽7分、反町8分
JR東神奈川7分
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