イツワ製麺所食堂@反町 |
14:00を回っていたが店内カウンタはほぼ埋まっておりなかなか盛況のようだ。考えてみたら盛夏に訪れて以来暫くぶりだった。カウンタの客は全員がつけ麺を食べていた。しかし、この寒いのにつけ麺はちょっと、ということで暖かい麺にした。家内は担々ラーメン+地卵、私は塩ラーメン+地卵+増しチャーシュー、いずれも太麺で注文。カウンタ内は塩やの元・女性主人+もう一人の女性で切り盛りしていて、月日も経ったことからか手慣れたオペレーションで手早い調理だ。
待つこと暫し、ラーメンがサーブされた。担々ラーメンはちょっぴり辛く、そして別添の胡麻を擂って加えると更に風味が良くなり、バランスのとれた和風とも言える担々麺だ。
但し、スープ・ベースの風味は胡麻やラー油などでマスクされずしっかりと味わえるのが特徴。麺との絡みも良好のようだ。
塩ラーメンは、この店のフラッグシップとも言えるイツワつけ麺の温麺バージョンで、普段なら冷たいつけ麺で頂くところだが、こういった寒い日はフーフー言いながら啜るラーメンの方が有り難い。 塩味は控えめだが鶏スープの旨味が存分に引き出されているので不足は感じない。寧ろ、食べ進めるにつれて塩分のボディがしっかりと効いていることに気が付く。
トッピングは従前どおりのイツワのパターンで、メンマの代わりの筍の穂先、貝割れ大根、それにアオサ海苔が磯の香りを演出していてよろしい。何と言っても絶品なのがバラ・チャーシューで、これの柔らかさ、じんわりと沁みた旨さは格別だ。そして味玉の滋味も格別で、麺をこの黄身に潜らせて啜った時の愉悦が堪らない。
きりっとした塩味のイツワは相変わらず健在、店も頑張っていた。
イツワ製麺所食堂 東神奈川店
横浜市神奈川区ニツ谷町6-1
電話: 045-314-8120
営業: 11:30~15:00、17:00~20:30
定休: 月曜
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