MAX BET@鶴見 |
店に着いたのは14:00前、昼の部のLO間近なので終いに入ろうかという時間帯だったので先客は二名。一名はつけ麺+温玉ライス、もう一名はラーメン+温玉ライスを食べていた。
温玉ライスが人気のようだが、ここで私が買った食券は特製ツケメン(クロガツオソバ)だ。
麺の量は一定範囲から追加料金なしで選べるようになっていて、1 BET=200g、2 BET=250g、そして店名にもなっているMAX BET=320gとなる。これ以上もあるがカウンタで現金払いするシステム。この日はお腹が空いていたのでMAX BETをコールする。程なくしてサーブされた特製ツケメンだが、見た目にはどこでも見られる豚骨魚介どろどろ系のそれと変わらない。
しかし一啜りすると分かるのであるが、かなり粘性が強く、それでいて嫌味も臭みもないという洗練された仕上がりだ。
この粘度は、これまた流行の兆しを見せようとしているベジポタということでヘルシーな根菜・野菜のみで得ているという。それでも塩分は割ときつめに感じられ、キリリとした輪郭の味わいだ。
麺は、ちょうど酒井の家系向けと同じくらいの太さであろうか、そしてちょっとウェーブが掛かっている。粉っぽさはなく加水度はそれ程高くはないが酒井の麺よりはありそうで、プリプリでむちむち、そして噛み締める愉悦も残している食べやすい温厚な麺である。スープの持ち上げは良好で、MAX BETの量で終始しっかり浸していると後半にはスープ量が不足してくる位だ。
トッピングは若松伝統のトロトロの三段バラチャーシューが三~四枚、これまた若松時代と変わらない焦がし葱、黄身が琥珀色に染まったちょっと甘い味付けが特徴となる味玉、木耳のような独特のコリコリ感が印象的な細メンマ、茹でキャベツといったところ。これらの具の取り合わせとバランスの良い配置は以前と変わらない気配りと言えよう。
スープの温厚さと麺との相性、そして滋味深くて食べ進めるほどに分かってくる味への拘りと工夫には流石と言わざるを得ないところがある。とかく、魚粉汁に極太麺を突っ込んで機械的に食わされるようなつけ麺屋が大流行であるが、そういった下世話な店とは一線を画したダブル系名店の誕生である。恐らく、店主の若松氏には、このジャンルにおける明確な方向性と矜持があったに違いない。
そう思わされる丁寧で優しく、そしてキリリとした個性も放つ美味しいつけ麺だ。今度は汁そば戴くこととしよう。それにしても惜しむらくは旧・若松の淡麗ラーメンがなくなったこと。是非限定でも良いからメニュー復活して欲しいものだ。
MAX BET (マックス ベット)
横浜市鶴見区鶴見中央3-1-6
ダイアパレス鶴見第二111
電話: 非公開
営業: 11:30-14:30、18:30-20:30頃
定休: 水曜
最寄: JR鶴見、京急鶴見 6分
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最近クロカツオソバ(ラーメン)のほうにハマってます。
温野菜トッピングを少しづつ増やしてどこまでやると怒られるか試し中です。(笑
私としては場所的に訪問し難いのですが、未食のラーメンが最近無性に気になります…。
あ、ちなみに温玉ライスでの飯割りは最COREに美味しかったです(・∀・)ノ ヨ