MOHAN@伊勢佐木町 |
先月訪れて好印象だったモハンを再訪した。今度は単品のカリーをじっくりと味わいたいと言うことで、ランチメニューからそれぞれチョイス。私はマトン(Very Hot、ライス)、家内はキーマ(Hot、ナン)を選んだ。
前回のカレーコンビはワンプレートでサーブされたがこのランチメニューは一品ずつ別々にサーブされる。
ということでまずはサラダ。普通のサラダのようだがドレッシングにはピーナッツかココナッツを砕いた顆粒が忍ばせてあって深みのある味わいだ。
こちらがキーマのランチセット。ナンの下にはヨーグルトが隠れている。
多めのカルダモンとシナモン系素材が爽やかさを演出していて、尚かつミルクまたはココナツミルクによって必要以上に刺激的にならないようマイルドな仕上げとなっている。
挽肉の旨味は殊のほか強くて実にデリシャスだ。このフローラルなソースにはやはりナンが合うようだ。
こちらがマトンのセットで、サフランライスの左側の筒に入っているのがヨーグルト。
コリアンダーとクミンがベースとなったワイルドで刺激的なカレーソースは北インドとしては異例の粘性で、サフランライスに載せても吸水されずに原形を留めているのはじっくり炒まったソテード・オニオンを大量を使っているからだ。
マトンはかっちりとした煮上がりだが繊維はほぐれやすく、また臭いも一切無くて食べやすい。羊肉の独特の旨味が満遍なく溶け出したソースは、多少塩分が濃いめなこともあり驚くほど深く多元的な味だ。マトンの方はサフランライスを食べ切った時点で半分ほど余ったので追加でナンを頼んで二人でシェアした(+100円)。
マトンのソースはライスでも重厚な味、そしてナンだとスパイシーな風味が楽しめ、二度美味しいという塩梅だ。途中、ちょっと辛いと感じたならバンドルされてくるヨーグルトを少々混ぜて溶かすも良し、単独で口に含んで辛味を緩和するも良しといった具合で、なかなかに気の効いたセット内容となっている。
食後にはチャイかコーヒーが選べる。チャイは口中の辛味を中和し、そして油脂成分を洗い流す効果があってカレー料理の後にはマッチするが、深入りの豆で淹れた酸味が一切ないこの独特のアイスコーヒーもなかなかに美味しい。
更に他のメニューも踏破する価値はありそうだ。
なお、このセット、日曜以外の15:00までしか食べられないので要注意。
MOHAN(モハン)
横浜市中区末広町1-1-2 ポンパドールB1
TEL: 045-243-8707
FAX: 045-243-8707
営業時間:
平日: 11:30~15:00、17:30~22:00
日・祝: 11:30~22:00
定休日: 無休
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