梅蘭@中華街 |
本当は今年の春、市場通りの外れ(関帝廟通りを元町側へ渡った一角)に移転オープンした台湾屋台・生福園で食べたかったのだが、二女がオーソドックスな中華が食べたいというので今回は敢えて初物リスクを避ける格好でその筋向かいにある梅蘭の本店へ行った。梅蘭はテレビのグルメ番組にも時折取り上げられる今や準有名店で、六本木や渋谷、大崎ニュー・シティあたりにも支店を出すほどの繁盛チェーンとなった。
店は間口が狭く古びた店舗だがいつも人気があって客は大入りだ。この日もやはり観光客と思しき人たちが店を占拠していて少し待って入店。一階テーブル席は満席で二階の座敷へ通された。座敷といっても狭い畳の間に角テーブル5つと丸テーブル1つが犇めくように設置された相席エリアだ。関帝廟通りには小綺麗な梅蘭酒家という新装店もあるのでややかしこまった会食にはそちらが適しているかと思われる。
頼んだのは一人前3000円のコースで、こちらにはこの店オリジナルのヒットメニュー=梅蘭焼ソバが付く。
松コース料理 1名様 ¥3,150(税込)
1.三品冷菜盛合せ
2.海老のチリソース
3.鶏唐揚げ
4.鶏肉とカシューナッツ炒め
5.焼売
6.梅蘭焼ソバ
7.コーンスープ
8.杏仁豆腐
(1,2,8は写真を撮影する前に食べられて無くなってしまった)
こちらは焼売だが、ガツンとした肉の味が堪らない本格派で味もしっかりと付いている。隣がカレー風味のカリカリ衣を纏った鶏から揚げで、中はジューシー。
鶏&カシューナッツ炒めは割と塩味濃いめだが深いテースト。その隣はメニューにはなかった(間違った?)海鮮類(烏賊、貝柱、剥き海老)と野菜の炒め物で淡泊ながら魚介の滋味が染みた優しい味。
これがこの店を一気に有名店へと押し上げた独創の梅蘭焼ソバだ。麺の両面をカリカリに焼いた後で卵で焼き固めてお好み焼き状に仕上げたもの。
梅蘭焼ソバの中にはモヤシやタマネギ、ニラ、豚肉などを片栗でとろみをつけた甘めの餡が封止されているのだ。これを崩しながら頂くと表面のカリカリした麺とトロトロの餡が絡んで絶妙な旨さが口中に広がるのだ。この餡の旨味はサンマー麺の餡かけと似ている。隣はコーンスープで、僅かだがフカヒレ屑が入っている。
梅蘭 横浜中華街本店
〒231-0023
神奈川県横浜市中区山下町133-10
TEL:045-651-6695
FAX:045-651-6694
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梅蘭やきそばおいしいですよねぇ!!
行くたびに食べています :)