2008年 08月 31日
天麺@六角橋 |
樋田幸二というつけ麺の達人が北久里浜で経営している「塩や」、「イツワ製麺所食堂」の横浜出店という触れ込みの新店(と言ってもオープンは3月)で、ようやく行ってきた。場所は、なんと!大胆なことに六角家総本店の裏口の目の前である。
店の外の写真はないがかなり地味で、知らなければ通り過ぎてしまうほどあっさりとシンプルな佇まいだ。店内は黒い木質系で落ち着いた内装で仄暗く、カウンター約12席というこぢんまりとしたもの。つけ麺がメインであり、ラーメンもメニューには二種類あるがサイドメニュー的な扱い。特筆すべきはつけ麺の種類で、スープの種が、塩、坦々、酸辣とあり、麺の量が200g、250g、300gから選べる。そしてそれぞれが冷やしと温かい麺が選べるというシステムだ。尚、麺の量による料金差は無しという良心的設定は近くに大学があって学生が多いことへの配慮か。
冷やしと温麺とでは麺の太さが違う。また、冷やしは通常の皿盛りであるが温麺は普通見られる「あつもり」ではなく、丼に湯を張ってその中に麺と具を泳がせるタイプであり、それを掬って付け汁につけて食べる。麺が冷めないようにと言う工夫らしい。
最初の訪問では冷やしの細麺(北海道小麦22番)、次の訪問では温麺の中太(同16番)を食べたが、どちらもスープは基本の「塩」。初日のメニューは塩つけ冷麺300g+味玉、次の日は塩つけ温麺300g+味玉である。
スープは動物と魚介のダブル系と見たが渾然一体、多少コロイド化しており出自は良く分からない。味自体は穏やかかつ旨味成分はたっぷりと出ているし、減塩・無化調を謳うだけあって刺激的な部分は一切無い。スープには具は全く入っておらず、多少の一味唐辛子と刻み葱、小型ナルト数枚が浮く程度。具は麺の方に乗っている(冷やしの場合は皿盛りの麺の上、温麺の場合は丼の湯の中)。冷やしの方の麺はかなり細く見た目に頼りないが、腰が十分にあって歯触りは良好、温麺の方はまま太くてガシガシしており相当に歯ごたえが楽しめる。出来れば冷やしでこの太麺を食べてみたいもの。
具は軟骨ごと煮込んだバラチャーシューというよりか煮豚と言った風情の代物、乱切りキャベツ、もやし、キクラゲの千切り、かいわれ、小判海苔など種類は多い(プラスで味玉も頼んでいる)が、メンマはなぜか無かった。
大きな器から小さな器へレンゲで付け汁を適宜注いで、そちらに麺を付けて食べるという流儀で、これは付け汁が麺の水分で薄まったり温度が下がるのを嫌ってのことと思われる。また、どうしても塩分が足りない場合にはカウンター備え付けのソルトミルで岩塩を削って足せばよい。麺がなくなる頃を見計らって自動的にスープ割りが配られる。で、残った付け汁を割る訳だが、これが実は一番至福であったりする。強烈な鰹出汁で塩付け汁を割った半透明の汁に麺をドップリと漬けてワシワシ食べたいのだが、麺は既に全て胃袋に収まった後なのだ。ちょっと切ない演出だ。出来れば最初からこの強烈に鰹の薫るスープを濃厚に煮出して供して欲しいもの。
総論としてはまま良いと思う。冷やしも温麺も穏やかでしっとりとした塩本来の味が楽しめるし、麺の温度により供される麺の太さを変えている点も絶妙に合っていると思う。が、なにがしかのインパクトや特徴を得ようとすると難しいかも知れない。このままではこのラーメン激戦区で生き残れるかどうか・・。私の個人的所感で言うなら改善ポイントは数多くあって、これらを一つずつクリアしていけば相当ハイレベルな仕上がりとなるはずで、そうして是非生き残って欲しいものだ。
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店の外の写真はないがかなり地味で、知らなければ通り過ぎてしまうほどあっさりとシンプルな佇まいだ。店内は黒い木質系で落ち着いた内装で仄暗く、カウンター約12席というこぢんまりとしたもの。つけ麺がメインであり、ラーメンもメニューには二種類あるがサイドメニュー的な扱い。特筆すべきはつけ麺の種類で、スープの種が、塩、坦々、酸辣とあり、麺の量が200g、250g、300gから選べる。そしてそれぞれが冷やしと温かい麺が選べるというシステムだ。尚、麺の量による料金差は無しという良心的設定は近くに大学があって学生が多いことへの配慮か。冷やしと温麺とでは麺の太さが違う。また、冷やしは通常の皿盛りであるが温麺は普通見られる「あつもり」ではなく、丼に湯を張ってその中に麺と具を泳がせるタイプであり、それを掬って付け汁につけて食べる。麺が冷めないようにと言う工夫らしい。
最初の訪問では冷やしの細麺(北海道小麦22番)、次の訪問では温麺の中太(同16番)を食べたが、どちらもスープは基本の「塩」。初日のメニューは塩つけ冷麺300g+味玉、次の日は塩つけ温麺300g+味玉である。
スープは動物と魚介のダブル系と見たが渾然一体、多少コロイド化しており出自は良く分からない。味自体は穏やかかつ旨味成分はたっぷりと出ているし、減塩・無化調を謳うだけあって刺激的な部分は一切無い。スープには具は全く入っておらず、多少の一味唐辛子と刻み葱、小型ナルト数枚が浮く程度。具は麺の方に乗っている(冷やしの場合は皿盛りの麺の上、温麺の場合は丼の湯の中)。冷やしの方の麺はかなり細く見た目に頼りないが、腰が十分にあって歯触りは良好、温麺の方はまま太くてガシガシしており相当に歯ごたえが楽しめる。出来れば冷やしでこの太麺を食べてみたいもの。 具は軟骨ごと煮込んだバラチャーシューというよりか煮豚と言った風情の代物、乱切りキャベツ、もやし、キクラゲの千切り、かいわれ、小判海苔など種類は多い(プラスで味玉も頼んでいる)が、メンマはなぜか無かった。
大きな器から小さな器へレンゲで付け汁を適宜注いで、そちらに麺を付けて食べるという流儀で、これは付け汁が麺の水分で薄まったり温度が下がるのを嫌ってのことと思われる。また、どうしても塩分が足りない場合にはカウンター備え付けのソルトミルで岩塩を削って足せばよい。麺がなくなる頃を見計らって自動的にスープ割りが配られる。で、残った付け汁を割る訳だが、これが実は一番至福であったりする。強烈な鰹出汁で塩付け汁を割った半透明の汁に麺をドップリと漬けてワシワシ食べたいのだが、麺は既に全て胃袋に収まった後なのだ。ちょっと切ない演出だ。出来れば最初からこの強烈に鰹の薫るスープを濃厚に煮出して供して欲しいもの。総論としてはまま良いと思う。冷やしも温麺も穏やかでしっとりとした塩本来の味が楽しめるし、麺の温度により供される麺の太さを変えている点も絶妙に合っていると思う。が、なにがしかのインパクトや特徴を得ようとすると難しいかも知れない。このままではこのラーメン激戦区で生き残れるかどうか・・。私の個人的所感で言うなら改善ポイントは数多くあって、これらを一つずつクリアしていけば相当ハイレベルな仕上がりとなるはずで、そうして是非生き残って欲しいものだ。
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by primex64
| 2008-08-31 09:42
| My dishes -Ramen
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