2009年 02月 09日
The Priests@The Priests |
これを取り上げるには時期的に機を逸した感がある。去年の年末クリスマス商戦向けのCDで、現役のローマカトリック司祭たち3人が歌う聖歌集。

http://www.hmv.co.jp/product/detail/2803538
国内盤はこちら↓

1. Ellens Gesang III, D 839/Op. 52 no 6 "Ave Maria" by Franz
2. The Creation, H 21 no 2: In native worth by Franz Joseph Haydn
3. Panis angelicus by Cesar Franck
4. Irish Blessing by Robert Chilcott
5. Benedictus by Robat Arwyn
6. Plegaria (Los tres amores) by Fermin Maria Alvarez
7. Requiem: Pie Jesu by Andrew Lloyd Webber
8. Hacia Belen va un borrico by Traditional
9. Abide with me by William Henry Monk
10. Ag Criost an siol by Sean O'Riada
11. Gloria in D major, RV 589: Domine Fili Unigenite by Antonio Vivaldi
12. Minuit, Chretiens "O holy night" by Adolphe-Charles Adam
13. Ecce sacerdos magnus by Sir Edward Elgar
14. Be still my soul by Jean Sibelius (Hymn from "Finlandia")
The Priests
Irish Film Orchestra, Rome Philharmonic Academic Chorus
Sally Herbert(Cond)
1 アヴェ・マリア
2 威厳と気高さを身につけ~オラトリオ「天地創造」
3 天使の糧
4 アイリッシュ・ブレッシング
5 ベネディクトゥス
6 祈り
7 ピエ・イエス
8 ベツレヘムへ向かって
9 アバイド・ウィズ・ミー
10 神に実りの種を
11 主である、ひとり子~グローリア
12 オー・ホーリー・ナイト
13 見よ、これぞ大祭司
14 ビー・スティル・マイ・ソウル
ザ・プリースツ
アイリッシュ・フィルム・オーケストラ
ローマ・フィルハーモニー・アカデミック合唱団
サリー・ハーバート(指揮)
SONY BMGらしい派手でセンセーショナルなプロモーションのさせ方で、それは上のサイトの解説を見てもよく分かる。しかし、内容は割とまとも。一番の聴き所は冒頭にあるシューベルトのアヴェ・マリア、ハイドンの天地創造、そしてフランクの天使の糧だろう。あとは良くは知らない、しかし欧米では割と有名らしい世俗曲が続く。11トラックのグローリアとあるのは、原曲がヴィヴァルディの作品「Gloria, for 3 solo voices, chorus, trumpet, oboe, violin (ad lib), 2 violas, 2 cellos, strings & continuo in D major, RV 589」のアレンジだろう。そして、短いが心打たれるのが最後のシベリウスの「Be still my soul」で、これはフィンランディアに入っている賛美歌だ。これにまつわる話しがライナーに乗っていたので下手な和訳でちょっと紹介:
この賛美歌は伝えられるところによればエリック・リドル、つまり1924のパリ五輪において、安息日に走ることを拒否したことで有名になったイギリス代表陸上選手が好んでいた(映画:Chariots of Fire=炎のランナーに詳細に描かれている)とされる。リドルは後に宣教師になって中国に渡るが、第二次大戦が起きて投獄されてしまう。 彼は捕虜収容所に収監されていた他の捕虜たちにもこの賛美歌を熱心に教えたと言い伝えられている。結局、彼は脳腫瘍でこの収容所の中で息を引き取っていたことが戦後判明したのだが・・。因みにリドルは宣教師を親に持つ敬虔なクリスチャンだった。
プリースツの三人はこの話を思い浮かべて心を込めて歌い上げたとか・・。
(録音評)
Sony BMG、88697339692、通常CD。音はこの際あまり論じない方が良さそうだ。プリースツの三人とオケはアイルランドでスタジオ録音をしていて、ローマ・アカデミック合唱団はその後バチカンにてアフレコで録ったらしい。勿論そのあとにトラックダウン編集して合わせたということで、ソリストの立ち位置が妙に強調され声もまたサ行強調で隈取り鮮やかだ。そしてオケやバックコーラスが作る残響空間はどうも不連続だ。そう言う劣悪な制作環境であってもこの程度の仕上がりになっているのは立派と言うべきか。今どき珍しいマルチポイント・マルチマイクの編集もの(=ピンポン・ステレオ)としては音像の立ち方がある意味不気味(=リアル?)で面白いかも知れない。オーディオ系のオフ会で楽しめる仕上がりか。
1日1回、ポチっとクリック ! お願いします。

http://www.hmv.co.jp/product/detail/2803538
国内盤はこちら↓
1. Ellens Gesang III, D 839/Op. 52 no 6 "Ave Maria" by Franz
2. The Creation, H 21 no 2: In native worth by Franz Joseph Haydn
3. Panis angelicus by Cesar Franck
4. Irish Blessing by Robert Chilcott
5. Benedictus by Robat Arwyn
6. Plegaria (Los tres amores) by Fermin Maria Alvarez
7. Requiem: Pie Jesu by Andrew Lloyd Webber
8. Hacia Belen va un borrico by Traditional
9. Abide with me by William Henry Monk
10. Ag Criost an siol by Sean O'Riada
11. Gloria in D major, RV 589: Domine Fili Unigenite by Antonio Vivaldi
12. Minuit, Chretiens "O holy night" by Adolphe-Charles Adam
13. Ecce sacerdos magnus by Sir Edward Elgar
14. Be still my soul by Jean Sibelius (Hymn from "Finlandia")
The Priests
Irish Film Orchestra, Rome Philharmonic Academic Chorus
Sally Herbert(Cond)
1 アヴェ・マリア
2 威厳と気高さを身につけ~オラトリオ「天地創造」
3 天使の糧
4 アイリッシュ・ブレッシング
5 ベネディクトゥス
6 祈り
7 ピエ・イエス
8 ベツレヘムへ向かって
9 アバイド・ウィズ・ミー
10 神に実りの種を
11 主である、ひとり子~グローリア
12 オー・ホーリー・ナイト
13 見よ、これぞ大祭司
14 ビー・スティル・マイ・ソウル
ザ・プリースツ
アイリッシュ・フィルム・オーケストラ
ローマ・フィルハーモニー・アカデミック合唱団
サリー・ハーバート(指揮)
SONY BMGらしい派手でセンセーショナルなプロモーションのさせ方で、それは上のサイトの解説を見てもよく分かる。しかし、内容は割とまとも。一番の聴き所は冒頭にあるシューベルトのアヴェ・マリア、ハイドンの天地創造、そしてフランクの天使の糧だろう。あとは良くは知らない、しかし欧米では割と有名らしい世俗曲が続く。11トラックのグローリアとあるのは、原曲がヴィヴァルディの作品「Gloria, for 3 solo voices, chorus, trumpet, oboe, violin (ad lib), 2 violas, 2 cellos, strings & continuo in D major, RV 589」のアレンジだろう。そして、短いが心打たれるのが最後のシベリウスの「Be still my soul」で、これはフィンランディアに入っている賛美歌だ。これにまつわる話しがライナーに乗っていたので下手な和訳でちょっと紹介:
この賛美歌は伝えられるところによればエリック・リドル、つまり1924のパリ五輪において、安息日に走ることを拒否したことで有名になったイギリス代表陸上選手が好んでいた(映画:Chariots of Fire=炎のランナーに詳細に描かれている)とされる。リドルは後に宣教師になって中国に渡るが、第二次大戦が起きて投獄されてしまう。 彼は捕虜収容所に収監されていた他の捕虜たちにもこの賛美歌を熱心に教えたと言い伝えられている。結局、彼は脳腫瘍でこの収容所の中で息を引き取っていたことが戦後判明したのだが・・。因みにリドルは宣教師を親に持つ敬虔なクリスチャンだった。
プリースツの三人はこの話を思い浮かべて心を込めて歌い上げたとか・・。
(録音評)
Sony BMG、88697339692、通常CD。音はこの際あまり論じない方が良さそうだ。プリースツの三人とオケはアイルランドでスタジオ録音をしていて、ローマ・アカデミック合唱団はその後バチカンにてアフレコで録ったらしい。勿論そのあとにトラックダウン編集して合わせたということで、ソリストの立ち位置が妙に強調され声もまたサ行強調で隈取り鮮やかだ。そしてオケやバックコーラスが作る残響空間はどうも不連続だ。そう言う劣悪な制作環境であってもこの程度の仕上がりになっているのは立派と言うべきか。今どき珍しいマルチポイント・マルチマイクの編集もの(=ピンポン・ステレオ)としては音像の立ち方がある意味不気味(=リアル?)で面白いかも知れない。オーディオ系のオフ会で楽しめる仕上がりか。
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by primex64
| 2009-02-09 11:37
| Vocal
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