2008年 12月 11日
Beethoven: Sym#2, #7@Vanska/Minnesota O. |
BISの秋の新譜でオスモ・ヴァンスカ/ミネソタ管のベト2と7、SACDハイブリッドから。

http://www.hmv.co.jp/product/detail/2770103
ベートーヴェン:
・交響曲第2番ニ長調 Op.36
・交響曲第7番イ長調 Op.92
ミネソタ管弦楽団
オスモ・ヴァンスカ(指揮)
この#2と#7のカップリング盤をもってヴァンスカ/ミネソタのベートーヴェン・チクルスは完結した。他の録音だと#9なども持っていて、これは実に楽しい第九だった。
この盤も第九同様に特異な解釈と演奏、そして楽しく弾むような出来映えだ。この人の演奏は、特にベートーヴェンでは強く感じられるのであろうけれど、全編がマルカート、いや極論すればスタッカートでスキップしながら流れていくのだ。
時間を掛けながら細部を塗り込んでいくという「面」で捉えるベートーヴェンの解釈は一般的なのだが、ヴァンスカのやり方は明らかな点描画であり、一音一音が、特に小節の頭の音符は鋭い立ち上がりピークで入り、そしてあっさりと急峻に減衰させるというスタッカートによる旋律進行だ。それは主旋律に留まらず対旋律も通奏低音部、パーカッションも同じ流儀で整合性をとっている。
ベートーヴェンの交響曲では#7、#8が頂点だと個人的には思っていて、その中でも#7の絢爛豪華さは優れていると思う。そしてその最終楽章の派手で重層的なトゥッティ、そして一瞬のパウゼからのアインザッツのピーク性に関してはヴァンスカのこれは抜きん出て楽しく更に煌びやかである。ヴァンスカ節全開の演奏は迫力満点。まぁ、嫌いな人は全くもって受け付けられない異端の演奏ではあるが、個人的には行けているベートーヴェンだ。
(録音評)
BISレーベル、BISSA1816、SACDハイブリッド。DP-85では何故かSACDレイヤーをうまく認識せず、従ってCDレイヤーのみの試聴。音質は通常の単層CDとしてみてもかなり優秀でよい音だ。多少ザラ付いた器楽音ではあるが擦過ノイズやホールトーンが生々しく臨場感は抜群。これは従来からのBISの高音質盤に共通した特徴だ。両翼配置のVnが交互にプッシュプルで弾く場面が所々あるが、弓が弦に当たったり擦ったりする瞬間が余りにリアルでゾクっとする。
SACDが再生できないのは困ったものだが、今週末にSACDPを複数台設置されている家でオフ会が催されるので持ち込んでみようと思っている。もしそちらでSACDレイヤーが聴ければこのインプレを加筆する予定。
(追記: Dec,11)
SACDレイヤーの件はキング・インターナショナルに問い合わせをしていたのだが、先ほど返答が来た。
====
日付: Thursday, December 11, 2008 11:42 AM
差出人: kii-hp@kingrecords.co.jp
TO: XXXX XXXX
件名: Re: キングインターナショナル からの御連絡
サイズ: 8 KB
XXXX XXXX 様
キングインターナショナル ホームページを御利用頂きありがとうございます。
お問い合わせいただきました
-------------------------------------------------------------------------
[内容]
ヴァンスカ/ミネソタのベト#2+#7(BIS SA 1816)ですが、
SACDレイヤーがうまく認識されず再生できません(CDレイヤーは問題なし)。
これではSACDハイブリッドの意味がなく大変勿体ないです。
どうすれば普通に再生できるようになるでしょうか?
使用SACDP=アキュフェーズ DP-85です。
因みに御社輸入のSACDハイブリッドは多数(100枚ほど?)保有しておりますが
SACDレイヤーを認識しないのは今のところこれだけです。
-------------------------------------------------------------------------
の件に就き、以下の通りご連絡申し上げます。
***
ご連絡ありがとうございます。
お客様としてもプレーヤーのクリーニングなどをお試し頂いた上で
ご連絡を頂戴していると思いますが、現状、このタイトル(BIS SA-1816)について同様のお問い合わせは頂いておりません。
SACDハイブリッド盤の再生については、過去にも別のタイトルで
うまく再生できないというお問い合わせを頂いたことがあり、
その都度レーベルには症状を連絡して対応をお願いしております。
ただし、過去の事例でいえば、確かに機種の違いによるプレーヤーと
の相性の良し悪しがあるのは事実ですが、レーベルの回答としては
「動作確認をしたが問題は認められない」というケースが大半です。
このたびご連絡頂いたケースにつきましてもレーベルには申し入れる
つもりですが、上記の経緯から必ずしもレーベルから満足のゆく回答
を得られない場合もあることをご承知おきください。
***
今後ともキングインターナショナル商品をよろしくお願い致します。
?潟Lングインターナショナル/担当:XXXX XXXX XXXX
?пF03-3945-XXXX(代表)
?お詫び?
システムの関係上、正しい漢字が表示できない場合がございます。
申し訳ございませんが、その旨ご了承ください。
*********************************************************
株式会社キングインターナショナル HOME PAGE
*********************************************************
(追記: Dec,11 - Part 2)
帰宅して、昨日もやったCDレンズクリーナーを再度掛けた。これはテクニカ製のCDレンズクリニカという製品だが・・。一回(10秒)かけたが効果はなく、取り出して点々とブラシが生えた裏面をしげしげと見る・・・・
「、、、、、、」
ブラシが疲れて寝ているではないか。これじゃ効果はないのでゎ・・・? と思い、指をエタノールで綺麗に拭いてからブラシを捩って立たせることにした。合計で16組くらいあるだろうか、アルコールを綿棒から染み込ませてから丁寧に捩って直立させた。そして再度装着してからクリーニング動作をさせ、終わってから例のSACDハイブリッドを入れた。
「おおおーーーー、認識した・・orz」
7番の4楽章を頭出しして聴く。
「、、、、、、」
うわ! CDレイヤーと全然違う鮮度、それと全然聞こえていなかった音がいっぱい入っているわw
じゃ、CDレイヤーに戻してもう一度、ってことで同じ箇所を聴く。確かにティンパニが5メートルくらい後に下がってラッパも本数が減るのが手に取るように分かる。こりゃSACDレイヤーの圧勝。
で、再度SACDレイヤーに戻して・・・
「ありゃりゃりゃ・・orz ダメだ。認識しない・・」
くたびれたレンズクリニカの刷毛を指で立たせただけで一回読めたと言うことは、やはりレンズの汚れが影響と言うことか・・・。
おもむろに、東芝製の強力掃除機の登場。ノズルを付けてトレイを出した状態で吸ってみる。最初は優しく、そのうち左手でトレイの隙間を塞ぎつつサバサバ言わせながら吸って吸って・・また吸って・・。
で、どうか・・
「、、、、、、」
おおお、一発、しかも短時間で認識するわ! で、何故か音が明らかに良くなる。同じ場所をかけるとティンパニが雷鳴のようにゴロゴロ言うわ・・ww これこれ。やっぱ汚れ・・。
週末にオフ会があるので有識者からその辺の教えを請おうと思う。
1日1回、ポチっとクリック ! お願いします。


http://www.hmv.co.jp/product/detail/2770103
ベートーヴェン:
・交響曲第2番ニ長調 Op.36
・交響曲第7番イ長調 Op.92
ミネソタ管弦楽団
オスモ・ヴァンスカ(指揮)
この#2と#7のカップリング盤をもってヴァンスカ/ミネソタのベートーヴェン・チクルスは完結した。他の録音だと#9なども持っていて、これは実に楽しい第九だった。
この盤も第九同様に特異な解釈と演奏、そして楽しく弾むような出来映えだ。この人の演奏は、特にベートーヴェンでは強く感じられるのであろうけれど、全編がマルカート、いや極論すればスタッカートでスキップしながら流れていくのだ。
時間を掛けながら細部を塗り込んでいくという「面」で捉えるベートーヴェンの解釈は一般的なのだが、ヴァンスカのやり方は明らかな点描画であり、一音一音が、特に小節の頭の音符は鋭い立ち上がりピークで入り、そしてあっさりと急峻に減衰させるというスタッカートによる旋律進行だ。それは主旋律に留まらず対旋律も通奏低音部、パーカッションも同じ流儀で整合性をとっている。
ベートーヴェンの交響曲では#7、#8が頂点だと個人的には思っていて、その中でも#7の絢爛豪華さは優れていると思う。そしてその最終楽章の派手で重層的なトゥッティ、そして一瞬のパウゼからのアインザッツのピーク性に関してはヴァンスカのこれは抜きん出て楽しく更に煌びやかである。ヴァンスカ節全開の演奏は迫力満点。まぁ、嫌いな人は全くもって受け付けられない異端の演奏ではあるが、個人的には行けているベートーヴェンだ。
(録音評)
BISレーベル、BISSA1816、SACDハイブリッド。DP-85では何故かSACDレイヤーをうまく認識せず、従ってCDレイヤーのみの試聴。音質は通常の単層CDとしてみてもかなり優秀でよい音だ。多少ザラ付いた器楽音ではあるが擦過ノイズやホールトーンが生々しく臨場感は抜群。これは従来からのBISの高音質盤に共通した特徴だ。両翼配置のVnが交互にプッシュプルで弾く場面が所々あるが、弓が弦に当たったり擦ったりする瞬間が余りにリアルでゾクっとする。
SACDが再生できないのは困ったものだが、今週末にSACDPを複数台設置されている家でオフ会が催されるので持ち込んでみようと思っている。もしそちらでSACDレイヤーが聴ければこのインプレを加筆する予定。
(追記: Dec,11)
SACDレイヤーの件はキング・インターナショナルに問い合わせをしていたのだが、先ほど返答が来た。
====
日付: Thursday, December 11, 2008 11:42 AM
差出人: kii-hp@kingrecords.co.jp
TO: XXXX XXXX
件名: Re: キングインターナショナル からの御連絡
サイズ: 8 KB
XXXX XXXX 様
キングインターナショナル ホームページを御利用頂きありがとうございます。
お問い合わせいただきました
-------------------------------------------------------------------------
[内容]
ヴァンスカ/ミネソタのベト#2+#7(BIS SA 1816)ですが、
SACDレイヤーがうまく認識されず再生できません(CDレイヤーは問題なし)。
これではSACDハイブリッドの意味がなく大変勿体ないです。
どうすれば普通に再生できるようになるでしょうか?
使用SACDP=アキュフェーズ DP-85です。
因みに御社輸入のSACDハイブリッドは多数(100枚ほど?)保有しておりますが
SACDレイヤーを認識しないのは今のところこれだけです。
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の件に就き、以下の通りご連絡申し上げます。
***
ご連絡ありがとうございます。
お客様としてもプレーヤーのクリーニングなどをお試し頂いた上で
ご連絡を頂戴していると思いますが、現状、このタイトル(BIS SA-1816)について同様のお問い合わせは頂いておりません。
SACDハイブリッド盤の再生については、過去にも別のタイトルで
うまく再生できないというお問い合わせを頂いたことがあり、
その都度レーベルには症状を連絡して対応をお願いしております。
ただし、過去の事例でいえば、確かに機種の違いによるプレーヤーと
の相性の良し悪しがあるのは事実ですが、レーベルの回答としては
「動作確認をしたが問題は認められない」というケースが大半です。
このたびご連絡頂いたケースにつきましてもレーベルには申し入れる
つもりですが、上記の経緯から必ずしもレーベルから満足のゆく回答
を得られない場合もあることをご承知おきください。
***
今後ともキングインターナショナル商品をよろしくお願い致します。
?潟Lングインターナショナル/担当:XXXX XXXX XXXX
?пF03-3945-XXXX(代表)
?お詫び?
システムの関係上、正しい漢字が表示できない場合がございます。
申し訳ございませんが、その旨ご了承ください。
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(追記: Dec,11 - Part 2)
帰宅して、昨日もやったCDレンズクリーナーを再度掛けた。これはテクニカ製のCDレンズクリニカという製品だが・・。一回(10秒)かけたが効果はなく、取り出して点々とブラシが生えた裏面をしげしげと見る・・・・
「、、、、、、」
ブラシが疲れて寝ているではないか。これじゃ効果はないのでゎ・・・? と思い、指をエタノールで綺麗に拭いてからブラシを捩って立たせることにした。合計で16組くらいあるだろうか、アルコールを綿棒から染み込ませてから丁寧に捩って直立させた。そして再度装着してからクリーニング動作をさせ、終わってから例のSACDハイブリッドを入れた。
「おおおーーーー、認識した・・orz」
7番の4楽章を頭出しして聴く。
「、、、、、、」
うわ! CDレイヤーと全然違う鮮度、それと全然聞こえていなかった音がいっぱい入っているわw
じゃ、CDレイヤーに戻してもう一度、ってことで同じ箇所を聴く。確かにティンパニが5メートルくらい後に下がってラッパも本数が減るのが手に取るように分かる。こりゃSACDレイヤーの圧勝。
で、再度SACDレイヤーに戻して・・・
「ありゃりゃりゃ・・orz ダメだ。認識しない・・」
くたびれたレンズクリニカの刷毛を指で立たせただけで一回読めたと言うことは、やはりレンズの汚れが影響と言うことか・・・。
おもむろに、東芝製の強力掃除機の登場。ノズルを付けてトレイを出した状態で吸ってみる。最初は優しく、そのうち左手でトレイの隙間を塞ぎつつサバサバ言わせながら吸って吸って・・また吸って・・。
で、どうか・・
「、、、、、、」
おおお、一発、しかも短時間で認識するわ! で、何故か音が明らかに良くなる。同じ場所をかけるとティンパニが雷鳴のようにゴロゴロ言うわ・・ww これこれ。やっぱ汚れ・・。
週末にオフ会があるので有識者からその辺の教えを請おうと思う。
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by primex64
| 2008-12-11 13:04
| Symphony
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Comments(6)
2番、7番は大好きなので、聴けるのが楽しみです。
0
違うレーベルですが、SACD層のみ音飛びがひどいのがありました。(OEHMSのシモーネヤング:ブル4です。)ネットのHMVでの購入でしたので、新品と交換してもらったところ、交換品は正常でした。
案外、交換してもらうといいかもしれませんよ。
案外、交換してもらうといいかもしれませんよ。
kamenosuke さん いらっしゃいませ!
はい! 困っちゃいました。なにせ初めての経験だったもので焦りましたわ・・。何とか読めましたが、まぁ、コンデンサとかの劣化なのかレーザー出力が弱っているか・・。盤の交換を考えたのですが、どうやらそちらの疑いはなさそうですw
はい! 困っちゃいました。なにせ初めての経験だったもので焦りましたわ・・。何とか読めましたが、まぁ、コンデンサとかの劣化なのかレーザー出力が弱っているか・・。盤の交換を考えたのですが、どうやらそちらの疑いはなさそうですw
私の場合、UX-3ですが4年ぐらいしか使ってなかったのに、ピックアップが劣化しレーザー出力が落ちてましたので、ピックアップ交換をしました。直した後、何故かLINDMANN820Sに入れ替えてしまうというオーヲタにありがちな行動をとってしまったったw
macwinさん、こんばんは
レーザー出力が落ちるというのは、実はそう見えて他にも原因がある気がしますけれどね。以前、メーカーのサービスの人に聞いた話だと、ピックアップ自体は問題はないけれど、出力を調整するサーボ回路がコンデンサの容量抜けなんかの影響で正しく働かなくなってレーザーを過度に絞るなどというのもあって一概には言えないとのことでしたよ。で、ピックアップ交換だけした個体は一ヶ月くらいでまた戻って来ちゃうとかって話しを思い出しました。
>何故かLINDMANN820Sに入れ替えて
それはこの不景気の時代にあってお幸せな財務環境ということでゎ? 羨ましい限りですわww
レーザー出力が落ちるというのは、実はそう見えて他にも原因がある気がしますけれどね。以前、メーカーのサービスの人に聞いた話だと、ピックアップ自体は問題はないけれど、出力を調整するサーボ回路がコンデンサの容量抜けなんかの影響で正しく働かなくなってレーザーを過度に絞るなどというのもあって一概には言えないとのことでしたよ。で、ピックアップ交換だけした個体は一ヶ月くらいでまた戻って来ちゃうとかって話しを思い出しました。
>何故かLINDMANN820Sに入れ替えて
それはこの不景気の時代にあってお幸せな財務環境ということでゎ? 羨ましい限りですわww




