新宿中村屋・チキンカリー@六本木 |
個人的な事情としては子供ももう大きくなり、今後のスケジュールというと二女の大学受験を残すのみだが、割とこういったところへ足を伸ばして学校ごとの取り組み姿勢や校風、文化的土壌というものを窺い知るのは好きだ。大げさな言い方だが、こういった何気ない端々にこの国の将来が見え隠れするのである。
裕福な親の子女が通う躾や習い事中心の女子校もあれば、大学受験を見据えた質実剛健なカリキュラムを旨とする共学校もある。ミッション系もあれば仏教系もある。勿論宗教に関係しない学校が太宗を占めるのだが・・。独立系で100有余年の歴史を誇る学校もあれば私立大学附属の自立心養成に力点を置いた新進気鋭校もある。
ま、今回の学園祭は盛況であったのだが、やはり少子化で親ワンペア当たりの子供の数が約一名となっているという現実があって、彼らが大切な子供に出費出来る教育コストは従前の約倍というのを色濃く反映した格好だろう、非常に熱心な親の姿が目に付いた。
と、前置きが長くなったが、親が昼間に食べるであろう食事も学園内に彩り豊かに準備されており、これがまた年々有名どころを集めて豪華さを競っているのである。今年新たに出店したのはヘルシーなスープを中核とした持ち帰りランチ・メニューで人気上昇中のスープストック東京と高級手作りハンバーガーを擁するモスバーガー。それと毎年の常連は、トンカツ、カツサンドで有名な「まい泉」と、この写真にある新宿中村屋のインド風チキン・カリーだ。
ま、味の方は新宿の中村屋各店で食べられるインド・カリーがそのまま六本木の住宅街の中で食べられるというもので、「まんま」な味なのである。まぁ、好みもあるだろうが日本人の舌にはアクセプタブルな美味しいインド風味のチキンカリーなのだ。
今日は、横浜まで出たついでに吉村家で遅い昼食をとった。短めのインプレを一言でするなら、まぁ元祖の面目は保ったラーメンである(写真は失念)。昼のラッシュを避け、比較的遅い時間に行くとドロッと粘度の強い、そして円やかなゲル状スープを味わうことが出来る。
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