ある風景:Kikuna pond, Yokohama@Dec~Jan #2 |
昨年末の景色
更に1週間ほど経った頃の風景。キンクロハジロの羽毛がかなり綺麗に白くなっている。汚れた羽毛が抜けたのか、餌を求め水に潜っているうちに汚れがとれたのかは定かではないが。中に完全に茶色の羽根の個体がいるがそれはメス。なお、年中ここを根城にしているカルガモは少々押され気味だが元気だ。
夕日に向かって泳ぐキンクロハジロ
なんのことはない。写真には敢えて捉えていないが、左方向に餌を携えたいつもの近所の高齢女性がやって来たので我先に向かっているのだ。
今日の一曲
BISから、プロコのPコン#2,3とソナタ2番、SACDハイブリッド。いずれも解釈の難しい前衛的な作品であるが、いつ聴いても新たな鮮度や爽やかさがあり聴き飽きない。アルゲリッチやキーシンの古典的名作も良いがケンプのこのBIS新譜はなかなかに鮮烈。ケンプの録音では展覧会の絵が光っていたが、これもかなりの線を行く。高速パッセージが基調となっているのは前作と同様だが、連続的・衝撃的なタッチが加わり聴き手の耳をグリップする。
(MusicArena 2010/4/10)