ある風景:ベイクォーター ▶ そごう |
かもめ橋
写真には細く黒い縦筋が入っていたと思うが、それはかもめ橋のサッシ窓が鉄線入りだからだ。今回の写真も同様、縦筋が入る。左側に写る円柱状の建物は、前回までのベイクォーター編の#1にも出て来た富士ゼロックスのR&Dセンター、そしてその右が日産のグローバル本社。なお、この橋は区境にもなっていて、ベイクォーターが神奈川区、渡り切ると西区となる。意外だがこの人道橋の正式名称を知っている人は殆ど皆無だと思う。
横浜そごう
通称横浜そごうで慣れ親しまれているが、現在の正式名称はそごう横浜店だ。というのは昔のそごうは子会社形式運営であり株式会社横浜そごうという地域企業であった。しかし残念なことに経営不振から色々な変遷があった。途中は長くなるので述べないが現在ではそごう・西武というセブン&アイ・ホールディングス傘下の一企業となっている。要するにヨーカ堂、セブンイレブンと同じ経営母体だ。
今日の一曲
ルガノ・フェスティバル2008の最後、三枚目。今回のもう一つの目玉は初のピアソラ。ブエノスアイレスの四季は出色だ。エネルギッシュにしてセピア色をよく演出。アリッサのかすれたVnが高速で炸裂するしデブルスのチェロはどこまでもメロディアス、これぞピアソラという頽廃と憂愁を湛えた演奏。そしてこの二人が放つ幽玄なポルタメントは出色で、理屈もなくゾクゾクする。ピアノのサポートも申し分ないくらい乗れる。
(MusicArena 2009/3/17)
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