福臨門@六角橋 |
まずは生ビール
土日は家内も普通に休みだった。常備する保存食材が尽きてきたというので家内を伴って六角橋の業務スーパーへ買い出しに。このところ東京のみならず神奈川でも陽性者数が増加傾向となっているが緊急事態宣言が解除されて以来、人出の抑制は効いていないようで、六角橋の街も普通に賑わっていたりするし、昨今ではマスクをしていない若者も目立つ。
肴二品
店に着いたのは13時過ぎ。一階席は割と混んでいて空きテーブルは多くはなかったが、奥の広々した4人掛けに着座できた。これなら隣席まで相当距離があって安心できる。頼んだのは焼き小籠包、鶏の軟骨のピリ辛炒め。
小籠包は中華街の上海の専門店よりかは肉汁が少ないタイプで、その代りもっちりした厚手の皮が美味しい。軟骨炒めは割った唐辛子がじゃりじゃり姿のまま入るピリ辛で、こりこりした鶏軟骨の食感がかなり行けている。四角く小さく折り畳んで揚げた春巻きの皮がぱりぱりで軟骨と食感の対比が面白い。
野菜粥
こちらは家内のオーダー。
野菜粥は細かく刻んだ野菜類がたっぷりと入ったヘルシーな広東風。人参、青梗菜、搨菜(ターツァイ)、木耳、そしてやはり揚げた春巻きの皮がぱらりと載る。オーダーしてから少々時間を要したが、たぶん生米から炊いたもの。粒が硬めで立っている。そして米の匂いが尋常でなく香り、そこに野菜の青臭さが重畳される。馥郁とした鶏スープと相俟って優しい味わい。
陳麻婆炒飯
こちらは私のオーダーで、何度もリピートする名品だ。直近では5月にいただいた。
お店データ
福臨門
横浜市神奈川区斎藤分町3-6
電話:045-481-8883
営業:月~金:11:00~15:00、17:00~24:00
土日祝:11:00~24:00
定休:無休
最寄:東横線 白楽7分、東白楽8分
今日の一曲
ALIA VOXのSACDハイブリッドで、サヴァール/エスペリオン・ヴァンテアンが演奏するパーセルのヴィオール・コンソートのための作品集。これらの曲はヴィオール属の楽器群によるサロン風の雰囲気を持った小曲集で、いずれも肩肘を張って聴くような厳めしいものではない。どちらかというと食事をしたり談笑をするときの背景音楽として適するような中庸の速度、抑揚、穏やかな旋律進行を狙ったように感じられる。
(MusicArena 2008/11/27)
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