魚民@大崎 |
まずは生ビール、突き出しなど
定時後にロビー階で待ち合わせ、職場の近くのポピュラーなチェーン店へ。ここは高層ビル群からは山手通りを一本隔てた場所にあるため、週末など繁忙期でも割と空いている。
刺盛りなど、お酒は日本酒へスイッチ
話としては、内部統制上のthree lines of defense、即ち三つの防衛線のこと、そしてそのthree lineのうち最終防衛線=3線=に位置する内部監査機能の本来あるべき姿=ガバナンス=即ち統制が効いた状態とは何なのか、というベーシックかつコアで、永遠に終わりのない議論・・。
内部監査人には業界の権威団体の定める監査実施に係る国際フレームワーク、および倫理綱要というのがあって、その中でいくつかの要件が定められている。肝要なのは内部監査の独立性と制限のない監査活動を行うための各種資源へのアクセスの保証というのがある。要は、不適切な状況を見過ごさないための統制システム=体制作りと保証を内部監査部門に与えなければ経営の圧力で正しい監査活動が歪められるリスクがあるということ。
お酒をまたスイッチし、更に数品
例えばちょっと前でいえば東芝の事件、昨今では日産の事案に見られるように強大な権限の下では監査権限が経営の最上層へ届かない、あるいは届いても監査結果が握り潰されてしまう、ということがあってはならないということ。
一方、監査人といえども各企業に属する使用人、従業員、会社員であって、指揮命令系統上、上意下達の関係性に組み込まれているという側面もあることから、実態的には経営権力者の顔色によっては何らかの忖度が働いてしまいがちであるのも事実。その辺が社内の内部監査人の難しいところだと思うのだ。
お店データ
魚民 大崎南口駅前店
東京都品川区大崎1-20-8 INO-大崎2F
電話:03-5487-3488
営業:月~木:17:00~3:00
金祝前:17:00~5:00
土日祝:17:00~1:00
定休:年中無休
最寄:JR大崎 2分
今日の一曲
ケンプの2枚目からブラームスの4つの小品の#3。屈託のない長調でのインテルメッツォ=間奏曲で、ポリリズムに類似した変形シンコペーションが浮き立つような楽しげな心情を表現している。現代ピアニストであれば超絶技巧的に速いピッチで駆け抜けるのであろうがケンプは実に穏健でモデレートなテンポで噛み締めるようなインテルメッツォとしている。決して背伸びしない平常心といえよう。
(MusicArena 2006/10/25)
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