日曜ランチの様子から。
まずは生ビール
今日は在庫切れの常備品などを補充するため六角橋商店街および業務スーパーまで。ということでランチは近傍の福臨門。なおこちらは昨年末の大晦日以来だった。
肴二品
13:00を回っていたが店内は大混雑しており、厨房脇の4人掛けテーブルが一つだけ空いていて案内された。生ビールのお供には以下の二品。
こちらは冷拌双鮮(クラゲと叉焼のネギ和え)で、ぷりぷりのクラゲ、むっちりの細切りチャーシュー、しゃりしゃりの長葱と胡瓜を豆板醤や甜面醤、花椒(ホワジャオ)その他の調味料で和えた四川の料理。結構な辛味だが、チャーシューの旨味もしっかり沁み出していてバランスが良く、ビールがくいくい入って行く。
こちらは香炸韭菜餃(揚げニラ餃子)で、餃子の皮に刻んだ韮を詰め込んで三角折りし、かりっと揚げた一品。韮の独特の甘い香りと草っぽい味がなんともいえない風味を醸しており、これまたビールが進むのだ。
陳麻婆炒飯
今回、仕上げに頼んだのはこの一品。
こちらは麻婆豆腐を炒飯と合体させて一皿で提供されるお得なメニューであり、単品で二つ頼んだ場合の約半額で食べられる。麻婆炒飯はこの本格四川バージョンと、あまり辛くない広東バージョンが用意される。こちらの四川バージョンのメニュー上での日本語表記は激辛四川麻婆チャーハンだそうだ。家内は辛い物は好きだが、この店の四川麻婆は正真正銘の激辛でさすがに二の足を踏むことが多いのだが、たまに食べたがるのだ。因みに前回頼んだのは一昨年の5月で、随分とご無沙汰だった。
この麻婆は郫県(ピーシェン)豆板醤を中心として、豆鼓醤、花椒(ホワジャオ)、辣油で味を組み立てている、いわばオーソドックスな四川タイプであり、本場の味そのものなのだ。
一方、セットされるのは什錦炒飯、つまり五目チャーハンであり、ごくごく一般的なもの。もちろん、ぱらっぱらで秀逸な仕上がり。
ここに激辛麻婆を軽くぐずぐずしてからわしわし掻き込む。激烈な麻辣=痺れと辛さ=が襲ってくるが、それをひーひー言いながら楽しみつつ、更にわしわし。二人とも本格四川を堪能して大満足。
お店データ
福臨門
横浜市神奈川区斎藤分町3-6 電話:045-481-8883
営業:月~金:11:00~15:00、17:00~24:00
土日祝:11:00~24:00
定休:無休
最寄:東横線 白楽7分、東白楽8分
クラシック版:今日は何の日?
3月3日は、パッヘルベルの忌日。
※MusicArenaでは膨大な数の録音を取り上げているため、ほんの一部だけ紹介