ヤージ小@鶴見 |
この店の存在は以前に会社の仲間から教えられ、今年の初めに訪れてから二回目、今日は家族を伴って三々五々行ってきた。14:00頃に着いたが待ちが8名ほどでやはり満席。しかし程なく二階の宴会場が空いたと言うことで案内される。
まずはキリンビール(本当はオリオン・ビールがお奨めだが・・)とゴーヤ・チャンプルー、野菜炒めチャンプルーの単品をそれぞれ頼み前菜とする。うーん、美味い!
ゴーヤ・チャンプルーはチューリップ・ポークもしくはスパムの細切り、キャベツ、島豆腐にゴーヤの小口切りをサッと炒めて卵で閉じ、少しのとろみが付けてあるシンプルな炒め物だがなんとも言えない旨味があり、そして優しい味だ。もう一つの野菜炒めチャンプルーは青菜にニラ、ニンジンなどの野菜にソーキの骨を外した厚い柔らかい肉を加えて炒めたものでこれは強烈な甘みと旨味でなかなかのボリュームだ。
最後にお目当ての三枚肉そばを頂く。同じ料金で骨付きのあばら肉が載るソーキそばも頂けるが、今回は骨が外れていて食べやすい三枚肉そばにした。
鰹が猛烈に薫る薄味の出汁スープは本当に優しくてジーンと染み渡る旨さだ。ここへ自家製だという独特の沖縄そばが入る。この麺は饂飩ともきしめんとも違う伸びのない口触りの角張った平打ち硬めの麺なのだが、茹で込みはしっかりとしており芯を感じることはない。アッサリした喉越しと舌触りだがこれは沖縄そばならではの独特の感触だろう。そして厚切りでトロトロになるまで煮込まれた豚の三枚肉がたっぷりと7、8枚は載っていただろうか。それ以外には分葱と紅生姜が添えられている程度のシンプルなそばなのである。 この熱々の丼へ一味唐辛子を大量にぶち込んで、フーフー言いながら啜り込むと、主張する鰹出汁とザックリとした麺、そして豚三枚肉のじんわりとした旨味が渾然一体となり、得も言われぬ幸福感で満たされるのであった。
食後は街を一回りし、沖縄マーケットに寄ってお土産としてサーター・アンダギーや格安のチューリップ・ポーク缶などを購入、帰路についた。全行程2時間程度の「沖縄旅行」であった。満足w
沖縄そば・ヤージ小(うちなーすば・やーじぐゎ)
鶴見区仲通3-72-2 電話: 045-506-5754
JR・京急鶴見駅東口より徒歩約15分、JR鶴見線弁天橋より徒歩約8分、
横浜市営バス「仲通3丁目」バス停下車徒歩1分
営業時間11:00~15:00、16:00~21:00 ※定休日:火曜
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