Requiem[s] @naive classic |
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REQUIEMS
MOVEMENTS BY DU CAURROY, MOZART, BRAHMS, HASSES, CHERUBINI, DURUFLE, BERLIOZ, VERDI, SAINT-SEANS, FAURE, BIBER, DUSAPIN & RAVEL
Accentus, Laurence Equilbey (director), Doulce Memoire, Denis Raison Dadre (director), Chorus Musicus Koln, Christophe Spering (director), Arsys Bourgogne, Pierre Cao (director), Oxford Camerata, Jeremy Summerly (director) and more
NaiveとNAXOS音源で過去にリリースされたレクイエムの中からハイライトだけを集めたオムニバス盤。非常に癒されること請け合いである。夜、静かに一日を振り返りつつ聴くのもよし、BGMとしてなにかをしながら聴くのもよし、あらゆるシーンで落ち着きと安息を与えてくれるだろう。
演奏はアクセントゥス、昨日取り上げたアルシス・ブルゴーニュなど、エキルベイやカオらが振っているもので、どれもがフランスの薫り高いエレガントでスマートな出来映えだ。
(録音評)
音源がそれぞれのトラックで違うので調音もまたバラバラだ。だが、サン=サーンスを除いては皆ホールトーンを最大限に活かしたオフマイク気味の収録、滑らかな響きである。サン=サーンスは例外的にオンマイク、そしてザラザラな音質となっているが生々しさはピカイチだ。
多彩なコーラスが入っている分、再生は思いのほか難しいかも知れない。成功すればオケやピアノ伴奏、合唱、独唱と重層的な立体ステージが出現する。ブラームスは2台のピアノ伴奏で歌い上げられるが、このピアノの立ち位置と音色の微妙な差が分かれば、あなたの装置の調子は上々と言えるだろう。
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