Dwarika's@妙蓮寺 |
生ビール、そしてカリーのオーダー
ここは以前に利用したことがあったが、その時はチェーン店であるYabinという屋号だった。その後オーナーが変わったのか、そのままなのかは定かではないがチェーンのホームページには妙蓮寺店の名はないので独立したことだけは確か。
まずは生ビールを頼む。
ランチはタンドール料理までフルに付くスペシャルセットをオーダー。カリーは2種まで頼める。家内はキーマとほうれん草チキンを辛口で、私はポークとマトンを超激辛とした。程なく別皿でタンドリーチキンとシシカバブが到着。これを肴に生ビールをいただきながら暫し談笑。この種のインド/ネパール料理の店の味はどこも似ていて大きな差異はあまり認められない。
前回訪問時も平均的な味だったと記憶する。今回のこれらの焼物はビンダルゥの配合が変わったためか深みのある味で結構美味しい。特にマトンの挽肉を固めて焼いたシシカバブは塩分もそこそこ効いていて結構いける味であった。タンドリーチキンにも同様のことが言えて、塩分は以前よりも強めの設定。だが、水気は排出されず中はジューシーだ。
スペシャルセット:キーマ+ほうれん草チキン
そしてカリーがサーブされた。以前よりも巨大化している気がするナンが目を引く。ちぎって一口食べてみると、こちらの方は以前と同様に甘みが強い設定で、粉や添加物の配合はほぼ同じと思われる。表面にはバター等は殆ど塗られておらず味わいとしてはあっさりしている。この方が女性客を始め万人に受けるのであろう。個人的には甘くない方が好きだが。
スペシャルセット:ポーク+マトン
もう少しワイルドな青味があっても良い気がするけれども、これはこれで癖がなくて食べやすいしチキンの軽量な旨味を殺さないので良い味付けと思う。キーマには挽肉の旨味が存分に沁み出ていて文句なしに旨いし、粘りが強いのでナンにしっかりと粘着して食べやすくもある。これも前回からの変化点と感じる。なるほど、地元で支持される理由を垣間見た気がする。
私が頼んだポークカリーだが、だいたい豚肉は当地では忌避される食材。それを敢えてメインの具材に使うというのは日本に溶け込んでいる証拠である。豚肉は日本人が日常的に口にする素材ゆえ、カリーに仕立てた場合、いきおい見方は厳しくなると思う。要は強い臭みがあってはならないし、他方、豚を食べたという満足感が得られなければならない。
その点においてこのポークカリーは及第で、豚本来の強い旨味が溶け込んでいるけれどもクミンとコリアンダーのおかげか臭みは感じられず実に食った感がある。そして私が最も好むマトンだが、前回の印象よりは進化している。ちょっと強めの塩分と多めに配合されたクローブス、そしてグリーンカルダモンが良い働きをしていて深い味わいだし、よく煮込まれている。
食後のドリンク
お店データ
Dwarika's ドワリカズ(旧店名:Yabin妙蓮寺店)
横浜市港北区菊名1-7-11
電話: 045-434-2266
営業: 11:00~15:00、17:00~23:00
定休: 無休(火曜日ランチのみ休み)
最寄: 東横線 妙蓮寺 2分
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