麺屋ゆるり。@大倉山 |
昨年末オープンした濃厚鶏そばの店
昨年末12月3日オープンで、場所はマルエツ側の商店街から路地に入ったところ。もともと神(JIN)があった店舗に居抜きで入った模様で、厨房を囲むL字カウンタが6席だけ。先客は2名、後客は3名。厨房は若い男女2名で切り盛り。この日は初夏の陽気ということで、買った食券は缶ビール、それと看板メニューと思われる特製(全部のせ)濃厚鶏白湯そば。缶ビールはすぐにサーブ、喉を潤す。
濃厚な鶏白湯は刮目のクォリティ
具のクォリティも最高レベル、中細ウェーブ麺も秀逸
付け合わせは、中判の海苔が5枚、鶏モモ部位の小型チャーシューが5枚、鶏つくね3個、玉葱の微塵切り、青葱、味玉、下に隠れていて見えないが穂先メンマといったところ。鶏チャーシューは調理は割と難しく、美味しいものには滅多に出会わないが、これはとろとろジューシーで絶品。穂先メンマの味付けには上等な出汁が使われていてこれも絶品、味玉の凝固度合い、味付けともに絶品。
麺は低加水でほっくりとした歯応えの中細ウェーブ麺で、割と硬めの茹で加減で登場。食べ進めてもだれることはない。因みに、つけ麺には中太の平打ち麺を供するという。濃厚スープはじんわりと穏健な旨味と甘みといった総合的な滋味をふんだんに湛えているが、塩分は少々多めに感じられる。だが、このウェーブ麺に持ち上げられて一緒に啜ると塩気は殆ど感じなくなる。
卓上には、説明付きで味変グッズが常備される。(写真左から)フルーツ酢、煎りゴマ、黒煎り七味、自家製辛味(辣油状の粘液)。別途口頭注文にて柚子胡椒、卸しニンニク、卸し生姜も無料提供されるが今回は頼まず卓上の黒煎り七味だけを試した。これは原了郭の黒七味とほぼ等価品で、濃厚な鶏白湯にはジャストフィットなのだ。山椒のフレーバーは非常に良好でこの鶏白湯に殊に合う。
満足度は高く、またリピートしたいと思う味
スープ、麺、そして付け合わせの食材と、どのエレメントも高水準でバランスしており、非の打ちどころのない実に旨いラーメン。非常に満足のいく一杯であった。但し、成人男性だと麺の量が少し足りないかもしれない。その場合には麺の大盛も用意があるし、200円程度のサイドメニューとして鶏天丼、鶏照り焼き丼などご飯ものも豊富なのでそちらで補っても良いかもしれない。
この店のラーメンのメニューはこれ以外にも色々とラインナップされていて、煮干し鶏そば(あっさり=煮干が主で鶏白湯が従)、濃厚辛鶏白湯そば(辛いバージョン)、濃厚煮干しつけそば、濃厚煮干し辛つけそば(辛いバージョン)、などなど。近いうちにリピートして全商品を踏破しなければならない。
お店データ
麺屋ゆるり。
横浜市港北区大倉山1-16-1
電話:045-547-1070
営業:週日:11:30~15:00、17:00~24:00
金曜:11:30~15:00、17:00~26:00
土曜:11:30~26:00
日曜:11:30~22:00
定休:水曜
最寄:東横線 大倉山 2分
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