自宅メインPCモニタの4K化 |
閑話休題。あまり必要性もないのに自宅にはいっぱいPCがある。ノートPCも何台もあって、そのうえクレジットカードサイズのミニPCをCELL REGZA専用に繋いでみたり。実はCELL REGZA自体もCELLエンジンというCPUを積んだLINUXワークステーションなのだが。いったい何台PCがあるのやら・・。
そんな中、主力PCのモニタはUXGA
もう20年以上も前になる計算だが、Windows 3.1が出た頃からPC/AT互換機を使っている。IBM製品の互換機なんて今や死語かもしれないが、インテルのCore iシリーズのプロセッサを搭載した最新式PCだって、構造的にはみんなPC/AT互換機なのだ。モニタだが、Windows95が出た頃からUXGAを愛用している。当時、UXGAが表示可能なモニタやグラボは少なかった。UXGAとは、一般にはPCモニタの画素数(俗に解像度ともいう)のことを意味する。
もともとUXGAのUXの後に付いているGAが古き良き時代のPCモニタの技術発展の歴史を物語る。それはVGA(Video Graphics Array)という略語から始まっているのだ。VGAとはIBMがPC/ATの後継機として開発した近代的PCであるPS/2のために策定した16色で640×480pxを表現する画面表示システムの呼称だった。ここから転じ、モニタの画素数で640×480pxが元祖のVGA、そして高解像度化の流れに沿って徐々に縦横ピクセル数を増やしていってSVGA(800×600)、XGA(1024×768)、SXGA(1280×1024)、UXGA(1600×1200)と拡張されていったが、実際には元祖VGAとは技術的にはそれほどの違いはない。
その後、ハイビジョンが普及してきてからはアスペクト比が16:9のフルHD(1920×1080)のワイド画面が主軸となる。従来のアスペクト比4:3の解像度も横長に拡張、それぞれの略称の頭にWを冠し、たとえばWSXGA、WUXGAなどと呼称するようになる。そして、フルHDの縦横をそれぞれ倍にした4Kモニタ(3840x2160)が出現する。
LG 27UD58-B、PALIT NE5105TS18G1-1071D
価格コムの最安サイトでLGの27UD58-Bを購入した。しかし、自宅PCのグラボは6~7年前に購入した古いもので、当然に4K対応はしていない。そこで4Kをフレームレート60Hzで表示可能なグラボでそこそこのスペック、価格のものを探していたらドスパラ限定商品が見つかった。たまたま横浜駅まで出る用事があったのでドスパラ横浜駅前店で現金購入した。しかし安かった。
現行のグラボもドスパラ限定のPALIT製だったのでなんとなく自然な流れでこれを選択。NE5105TS18G1-1071D (GTX1050Ti 4GB Dual OC)という製品。NVIDIA GeForce GTX1050TiはミディアムクラスのGPUで、相応のスペックだが100Wを下回る低消費電力が特徴。そのためGTX1050Ti搭載の殆どのグラボは補助電源ソケットを備えていないが、PALITのこのOCモデルには補助電源がある。
モニタ・アームと現行モニタのセカンダリ化
hpのシングルモニタアーム(BT861AA)を2本、楽天ブックスで購入。なお、この製品はエルゴトロンのLXデスクマウントアームをhpがOEMしている製品で値段は約1万円と本家エルゴトロンより5千円も安い。現行モニタはIBMのL201P 9320-HJ1でLenovoブランドでも出ていたもの。これをDVIでセカンダリ接続する。LGの4Kモニタは60fpsで表示させたいのでHDMI2.0で接続する。
アームの組み立ては説明書に従えばそんなに難しいことではない。但し、各ジョイント部に付いている六角ねじによる可動部の動きやすさの調整は割とナーバスで難しいかもしれない。たとえば上下調整が硬いと感じて思い切り緩めると自重で首が垂れて来たりする。調整後にアームにより好きな位置にずらせるのはことのほか便利で、アプリによって近付けたり離したりが自由自在だ。
▶ 自宅PCの概要
MB: ASUS P9X79、
CPU: Intel Core i7 3930K(OC 4.2GHz)
RAM: 64GB
STOR: Adaptec 7805、Seagate 15K SAS 2.0 RAID5
VGA: PALIT NE5105TS18G1-1071D(NVIDIA GeForce GTX1050Ti)
P-DISP: LG 27UD58-B(4K, HDMI 2.0)
S-DISP: IBM L201P 9320-HJ1(UXGA, DVI)
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