海鮮いづつ@楠銀天街@別府 |
場所は別府銀座(ソルパセオ銀座)商店街のアーケードをずっと南下し、流川通りを渡り楠銀天街に入ってすぐ右側。店の前には5~6人の若者が立って待っている。店の中を覗くと座敷が満席でカウンタも殆ど埋まっていた。店の女将と思しき人に尋ねると二人だけならカウンタの空いているところでどうぞ、ということで多少狭いが腰かけることに。
座ったはよいが注文取りはおろかおしぼりや箸すら出て来ない。見ていると、どうやら二階は大広間になっているらしく、そちらの方からも賑やかな声が漏れ聞こえてくる。スタッフはそれなりに配置されている様子だが溜まっている注文をこなすのに四苦八苦でなかなか我々の方へ来てくれない。15分ほど経ってようやく注文取りに。
鉄輪ではアルコール禁止だったのでまずは生ビール。メニューに目を通したが、やはり評判だという関鯖・関鯵を食べたい。だが、どちらもとっくに売り切れ、と、にべもない返事。仕方ないので通常の刺身の三種盛り合わせ、鶏天を頼む。ビールは比較的速く出たが、刺し盛りと鶏天はなかなか出て来ない。そうこうするうちにビールが尽き、地酒の千羽鶴をコップでもらう。
鯛は養殖ではないのが分かる、がじがじとした食感で、ぷにぷに感、噛み切ろうとするときの弾力が強い。また、旨味も甘みも強く感じられこれまた美味しい。鯖は関鯖ではないというがそこそこの弾力があって、かつ身がしっかりとしていて通常の鯖とは全然違う。皮目の模様が加熱により判然としないので言われないと鯖と分からない。
鉄輪でも地獄蒸しを食べていたのでもう腹は膨れつつあった。それほど腹に堪えないで、尚且つお勧めは、とのことで紹介されたのはサザエの刺身。客が引け出していたので到着は速かった。ぷっくり太った肝を甘めの刺身醤油で溶き、そこにサザエの身を浸けて頂くと苦みと滋味、こりっと感が抜群。日本酒を八鹿に変えてちびりとやると至福。
海鮮いづつ
大分県別府市楠町5-5
電話:0977-22-2449
営業:11:00~15:00、18:00~22:30
定休:月曜
最寄:JR別府10分
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