大勝軒@横浜 |
確かに、店の看板が架けかえられており、店名の前に「東池袋」が明記されていた。メニューの名称こそほぼ同じだが券売機のボタン配列が変わったような気がする。
14:00くらいの到着で待ちは3~4名といったところ。券売機で買ったのは、この店の一押しなんだろうとの判断から上段左端の大きなボタン=もりチャーシュー。
待ちが吐けたが1階は満席のままだった。しかし2階席が空いたとのことで食券を手渡し、代わりにオレンジ色のプラ札をもらって階段を登る。2階はレイアウトも造作も以前のままだった。待つこと暫し、オーダー品が到着。見た目には従前と大きく変わっていた。野菜類がてんこ盛りでチャーシューが隠れて見えず、スープが縁から溢れるほどなみなみと入っている。
それと麺の丼が大きく、並を頼んだはずなのに中盛りくらいありそうだ。そして見慣れないことに麺の上には刻み海苔がたっぷりと振りかけられている。スープを掬って飲むと、従前からの東池袋系の特徴である酸味が殆ど感じられない。これはどうしたことか。それでも動物系エキスが濃く溶け出していて円やかにして重厚感もあり、これはこれで美味しい。
野菜の量が多くて、まずこれらと麺を食べ進める。つけ汁椀の下の方を探ってチャーシューを一枚引きずり出すと意外に薄っぺらで寸法も小さい。味はまずまず。味玉が丸一個付乗っていて、これは適度な塩分が付いた半熟。それ以外にデフォルトの普通の茹卵の半切りも入っている。こりっとした黒っぽいメンマは従前同様の品質。麺の量はかなり多く満腹感を覚える。
麺を半分ほど食べた時点で異変に気が付く。薄っぺらいチャーシューが合計3枚しか入っていない。店員を呼んでオーダーの再確認をしようかと思ったが、ここで本来の注文品に交換されたとしても既に食べる余力は残っておらず踏み留まった。つまり、これは「もりチャーシュー」ではないのだ。通常は厚手のチャーシューが7~8枚どっさり入っているはずなのに。
期待していたチャーシューが食べられず、期せずして次郎系のような多量の野菜、そしてかなり多めの麺に辟易しつつもなんとか完食した。相当に満腹となって身動きするのも鬱陶しいくらいだった。こんなこともあるのかと落胆した。もう少し経ったらスープの酸味について、あるいは本来のチャーシューについて探るため再訪するかもしれない。
大勝軒 横浜西口店
横浜市西区南幸2-8-1
電話: 045-321-3564
営業: 11:00~22:00
定休: 無休
最寄: 各社線 横浜(西口)5~6分
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