(あ)商店@六角橋 |
券売機は美豚時代と同じ場所にあって、メニューがいくつか追加されているようだ。つけ麺の部は、以前にあった煮魚出汁つけ麺の代わりと思われる濃厚魚出汁つけ麺、とんこつ魚介つけ麺、という二種がラインナップされており、それほどの変化はないが、汁そばが白とんこつ、黒とんこつ、赤とんこつという風に変化した。
白はとんこつ魚介の基本スタンダードで、黒はそれに馬油(まーゆ)が加わったもの、赤は唐唐子系を混ぜた辛味バージョンらしい。買った食券は新しいラーメン・ラインナップから赤とんこつ(実際には赤を丸囲みしたロゴとなる)だ。待つこと暫し、ラーメンがサーブされた。白濁スープに赤い唐辛子系のタレが浮き、見た目には辛そうだ。
麺は、意外なことに細ストレートであり、これは博多ラーメン系からインスパイアされたものだと判明した。どうりで、カウンタの目の前には替え玉の案内が張ってある。
つけ麺は50~100円の追加、つけ麺は100~200円の現金追加で半玉もしくは一玉の替え玉が後から頼めるシステムなのだ。
スープの基本は白いさらさらした豚骨だ。そこに赤いタレ、甘辛く味付けした挽肉、美豚時代と変わらぬトロトロのバラチャーシュー、メンマ、海苔、昼時サービスの味玉が添え付けられている。スープのコク、甘みはまあまあだが、塩分は薄目で、風味が良いかと言われると無臭に近く、全体としての狙いはぼやけている感じ。
勿論、まずいラーメンではないが。細ストレート麺はこのフック弱めのスープに合っている。なんらかのインパクトを狙った商品ラインナップではないと見た。この赤とんこつは、ちょうど一風堂の赤丸新味に通じるものがあって、ということは白とんこつは白丸元味に匹敵するメニューと言うことなのか、とも思われる。そういう対比で考えると分かり易いメニュー体系かも知れない。この店、やはり、プニプニしたタピオカ練り込み中太麺で食べるつけ麺が良いような気がする。
名代 (あ)商店 (まるあしょうてん)
横浜市神奈川区六角橋2-1-20
電話: 050-5831-9030
営業: 月~土:11:30~翌4:00、
日祝:11:30~23:00
定休: 無休
最寄: 東急東横線 白楽5分、東白楽7分
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