麺処 雄@東神奈川 |
なかなかの人気店らしくて、店に着いた12:30時点ではカウンタが満席、二つあるテーブル席のうちの一つが埋まっていた。店の玄関で食券を買うシステム。私が頼もうとしたのはランチセット(800円)だったが、単品の醤油ラーメンとチャーシュー丼を別々に押してしまい、あとから店員に言って差額をリファンドしてもらう羽目になった。券売機のボタン構成が少々分かりづらかったというわけだ・・。家内が買った食券は単品のねぎラーメン+味玉だ。セットだとサイドの丼が食べられないだろうという。
私たち二人は奥のテーブル席に通された。店は厨房と客席がオープンキッチン形式となっていて、厨房内の様子は手に取るように分かる。まだ若い店主はテキパキと一人で調理をこなすが流石に土曜の昼時、なかなかに難儀している風だ。それでも麺をほぐしてはリズミカルに次々茹で鍋に投入する手際は慣れたものである。待っている間に分かったことはこの店のオーナーも店員も大陸系の人達だということ。
待つこと暫し、私が頼んだチャーシュー丼がサーブされ、その直後、大きめの丼に盛られたラーメンがサーブされた。白濁したスープはまさしく鶏白湯だ。仄かに鶏の薫りが立ち上る。ここのところラーメンスープと言えば動物、動物と言っても大概は豚骨だったりする。ごく稀にオーソドックスな昭和風味の東京ラーメンに出会うが、こちらは鶏の清湯(ちんたん)と決まっている。鶏白湯は珍しい。
麺は自家製麺らしく、店の奥には製麺室と書かれた小部屋が設えられている。丁度私たちが座った後ろがその部屋になるのであるが、その小窓から薄暗い内部を望むと毎日多量の麺を手作りしている様子が窺われる。しかし、独特のパイタン、ちょっと乾燥して固めのチャーシュー、そしてとても甘い味玉と、いわゆる国内系ラーメンとは少し風情が違うアレンジだ。
こちらのオーナーが大陸出身であることを強く意識させられる味付けと、そしていかにも日本風の絶品手作り麺とのクロスオーバーな一品なのである。
結論だが、地味ながらなかなかに旨いラーメンだ。とにかく麺の腰と旨味、喉越しが秀逸、そして特徴は少ないのだがじんわりとした滋味を湛えた鶏白湯が今時は逆に新鮮に感じられるスープと言える。
チャーシューは前述の通り、ラーメン用としてはちょっと変わっていて、ひょっとしたら焼いた豚肉かも知れない。
そして家内の方のねぎラーメンにアダプトされた味玉は独特の甘いものであった。
ここ横浜は醤油豚骨の発祥の地であり、そして時代は動物魚介ダブルと、まさに二極化を迎えている現在、この鶏白湯は価値ある一杯だし、是非ともこれからもこの道を通して行って欲しいものだ。
麺処 雄
横浜市神奈川区東神奈川1-12-5
リーデンスフォート横浜207
営業: 11:00~15:00、18:00~23:00
定休: 日曜
最寄: JR東神奈川、京急仲木戸1分
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まだ現地調査もできていません。
なかなか悪くなさそうですよね。
東神奈川のサティ(じゃなくなったんだっけ?)には一家で行くので
その際に足を伸ばせると良いなぁ。