イツワ製麺所食堂@反町 |
ということでちょっと戻ってイツワ製麺所へ向かった。
今回は夫婦揃ってスーラーつけ麺+味玉を頼んだ。家内は温盛り、私は普通の冷や盛りとした。前回もスーラーを頼んで良い感触だったのでガッツリと塩分&辛味を補給しようという魂胆・・。
店に着いたのは12:30過ぎ、店の前では2組4人が待っていた。勿論、店内には4人が待っていてそこそこの行列だ。こちらはオープンして安定後、元「塩や」の女性店主が仕切っている店だが、この日も多くの客を捌くのに四苦八苦の様子だった。忙しい中でも店内及び店外の待ち客の様子を終始気にかけていて、適宜声を掛けて店内の待ち椅子に呼び入れるなど細やかな対応が嬉しい。
券売機で食券を買ったら、ぶっきらぼうな男性スタッフが寄ってきて麺の量(200~300gまで基本料金内で選択可)を訊かれた。程なくカウンタの二席が空いて案内となる。更に待つこと10分くらいか、麺が茹で上がると同時にスープ椀が、そして付け合わせを収めた小鉢と麺がサーブされる。家内の方は温盛りなので鰹出汁を張った丼で麺が供され私の方はそのまま冷水で締めた麺がサーブされた。
以前と変わりない濃い茶系のスープが湯気を立てて出てくる。ちょっと鼻先を擽る酸味が漂う。一口啜ると唐辛子がピリリと効いたしょっぱい味が口中に拡がる。これが食べたかった・・。酸っぱいものを身体が欲する時は疲れていると言われるが事実そうかも知れない。暗赤色のスープに角の立った固茹で麺を浸して一気に啜る。一瞬、立ち上る酸の蒸気で咽せ返りそうになる。
しかし、鮮やかな塩分と共に旨味成分もふんだんに湛えたこの絶品スープの愉悦にはその不都合を補って余りあるメリットがあり、なるほどと膝を打つのであった。
しょっぱくて酸っぱくて、そして少し辛いこの麺はもはや我が家では定番的な位置を占めるに至る。美味しいの一言だ。ちょっと元気になったので、目的地のあざみ野に向かっての道すがらに苦はなかった。
イツワ製麺所食堂 東神奈川店
横浜市神奈川区ニツ谷町6-1
電話: 045-314-8120
営業: 11:30~15:00、17:00~20:30
定休: 月曜
最寄: 東横線・東白楽7分、反町8分
JR東神奈川7分
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