和蔵@伊勢佐木町 |
今日は家族のうち女性3人(=つまり私以外全員w)は、ららぽーと横浜へ服を買いに行くと言うので私は同行するのを遠慮することにした。そして趣味のものなどを見に元町~伊勢佐木町方面へ出掛けた。日差しは強くはなく、寒くもなく、襟を開いたシャツ一枚でぷらぷらと歩くには良い天候であった。
早い時刻に元町商店街をぶらついたあと、天候が良かったので石川町から川沿いを歩いてそのまま阪東橋方面へ向かった。横浜橋商店街を暫しぶらついた後、イセザキモール方面へ戻る格好となり、そしてお腹も空いたころ、どうしてもガッツリとしたつけ麺が食いたくなった。丁度つけ麺面(おもて)の近傍を通りかかったがどうも先日いただいた一杯が獣臭くて躊躇するし、昼食時間帯にも関わらず客がゼロというのも引いてしまう遠因となる。
暫く関内方面へ戻りつつ、「そうだなぁ・・・」と考えていると、和蔵の存在が脳裏に蘇ってきた。昨日、大船のチェーン店で食べたつけ麺が、恐らくは自分の満腹中枢的には不全状態に陥っているのであろう、あのドロドロした奴が食いたくなっていたらしい。
オデオンを渡って更に東進し、裏道に逃げる。観光客が跋扈する表通りとは裏腹に、裏通りには人も歩いておらず有隣堂の裏まではスムーズに歩を進められる。そして和蔵に着いたのは13:00をちょっと過ぎた時刻だった。閑散とした風情だがガラガラと引き戸を開けて入ると先客は3~4組とまずまずの入りだ。
券売機で買ったのは勿論「濃厚つけ麺」。待つこと暫し、前回いただいた時よりも心なしか粘性を増した濃厚スープがサーブされた。
ニュルニュルとした独特の感触を持つペースト状スープに太く角張ったゴリゴリの麺をしっかりと浸し、タチタチと滴る汁をもろともにワシワシと頬張ると至福の時が訪れる。そう、昨日の昼に無意識下で感じていたストレスが徐々に発散され、そしてどこかで違和感を感じていた五感が存分に満たされ行くフィーリングが全身を包む。
これこれ!
年齢と共にハードなラーメン/つけ麺は段々と無理にはなるが、この実体感を伴う食感は忘れ得ぬ体験だ。本当に美味しかった。
和蔵 関内店
横浜市中区末広町1-2
電話: 045-250-5667
営業: 11:00~24:00
定休: 無休
最寄: JR、市営BL 関内2分
HP: http://kazukura.jp/
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