CHAO-THAI@横浜 |
社会ではあらゆる面で経済活動が低迷し、また自粛ムードが去らないことから個人消費も落ち込んでいて、今後の日本経済の先行きには暗いものがある。
こういった時にはせめても普段通りの生活をして普段通りの消費行動をとりたいものである。というわけではないが、今日の昼は買い物のついでに長女とベイクォーターに寄った。相変わらずベイクォーターは人混みが凄く、上階のレストラン街は満員で立ち待ちが出ている店もあるくらいだ。普段の土日でここまで凄い人出は珍しい。遠出せず近場で休日を過ごす人が多いのかも知れない。
我々二人はなんとか座れそうなタイ料理の店に入った。なんでも長女は何度かここでディナーを食べていて美味しいのだという。ランチはミニビュッフェ付きチャオタイランチというのをやっていて、タイラーメン、タイ焼そば、タイカレーなど5つのカテゴリーに指定された単品群から一つをチョイスすると、セルフのビュッフェが付いていてトムヤンクン・スープ、タイの惣菜、ドリンク、デザートが取り放題となる。
長女はカオカムーといって豚のすね肉の煮込みとご飯をワンプレートに盛ったもの、私はゲンキョーワン、つまり鶏肉を使ったいわゆるタイのグリーンカレーを選択した。注文を通すとビュッフェへ向かって並んでいる惣菜などを小皿に盛って来て一足早く賞味する。春雨炒めやサラダもあるが、いずれもタイ特有の甘辛くちょっと酸っぱい味付けで爽やかだしパクチの香りが南国風情を演出している。
そうこうしているうちにメインディッシュがサーブされた。カオカムーに載る豚すね肉は大きめのカットで尚かつ皮が付いたままトロトロに煮込まれていて非常に柔らかくそして味わい深いものだ。
ぷるぷるのコラーゲンがたっぷりと含まれていそうで女性には好まれそうなメニューだ。この煮込み方は沖縄のソーキ、九州の豚の卓袱煮に通じるものがあるが味付けはナンプラーによる強い滋味をベースとして八角も効いていて割と明確に主張するものだ。
少しパラパラとした長粒米に良く合うボリューミーな一皿だ。
私のグリーンカレーは、ごろごろと大きめに切られた鶏肉、パプリカ、普通のピーマン、茄子などが入った緑色のソースであり、これはどこのタイカレー屋でも出されるオーソドックスな出で立ちだ。
タイ米にかけて食べるとこれまたナンプラーの強い滋味が口中に拡がる。
辛さはそれ程でもないが、塩分濃度が控えめ、そして良くありがちな甘ったるさはなくてバランスがよい。これは非常に美味しい味付けのグリーンカレーだ。
また茄子とグリーンカレー・ペーストの相性は抜群で、これはhとてもいける。
長女は最後にデザートをとってきて食べていた。タピオカが変わった形をしていて尚かつ淡い色が付いていて可愛らしい演出だ。
これだけの分量を楽しみながらいただいて、これだけの料金で済むとはなかなか良心的である。勿論、料理のバリエーションも味もとても良い。
CHAO-THAI チャオタイ横浜ベイクォーター店
横浜市神奈川区金港町1-10 横浜ベイクォーター5F
電話: 045-453-7710
営業:
平日:11:00~15:00, 17:00~23:00(LO:22:30)
土日休日:11:00~23:00(LO:22:30)
定休: 不定休(横浜ベイクォーターに準ずる)
最寄: JR・東急・京急・相鉄・市営BL 横浜5~8分
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