Court Lodge@羽田空港 |
羽田のTerminal 2(第2空港ビル)は全日空が入居する旅客ターミナルであるが、このほど拡張工事が完了しロビーとアッパーデッキが全て完成した。以前はボーディングブリッジのみであった南ウィングの対面に新たなホールが出現し、センタードームを挟んで既営業中の北ウィングと繋がって広大な空間となった。
このコートロッジという店はスリランカ料理(要するにカリー)の老舗で、本店は新宿にある。この名店が真新しい南ウィングの上部デッキにイートイン&テイクアウトのカジュアル・ショップを出店したというわけで、今回、元日の搭乗前にこちらでランチをとった。簡易なプラ皿に盛られたランカプレートと呼ばれるセットで、レジで精算を済ませた後にカウンタに並んでセルフで受け取るシステムだ。
お盆に乗せた料理と生ビールをもって目の前のデッキに拡がるUpper Deck Tokyoと名付けられた共用カフェテリアスペースでカリーを戴いた。この空間は欧州の著名ブランド家具ばかりを揃えた拘りの場所であり、なかなかお洒落で落ち着け、そして日本離れした異国情緒が少し漂う。ガラス張りのドーム天上から降り注ぐ元日の陽光を浴びながら美味しいカリーを戴いた。
ランカプレートのカリーソースはビーフ、ベジタブル、チキンの中から選べるが今回は二人ともチキンとした。
皿にはサフランライス、デビルポテト、そしてスリランカのパンというか蒸しナンのようなプレーン・ゴダンバが盛られ、更に別の器でサラダが付く。
カリーは割としっかりとした塩分がついているが、コリアンダーとクミンを主体としてナツメグ、そして少量のタイム、ディルなどの香草も感じられてなかなかに美味しい調味だ。
このソースはパラパラのサフランライスと合うし、モチモチとした独特の食感を持ったゴダンバにもマッチする。デビルポテトはちょっとピリ辛で香りのよい蒸かしジャガ芋で、箸休めとして面白い取り合わせだ。
このカリー、見た目にはコンパクトであるが、生ビールと相俟って食べ進めるうちにおなかが一杯になってしまった。
とても満足のワンプレートなのであった。
コートロッジ (Court Lodge)
東京都大田区羽田空港3-4-2
羽田空港第2ビル3F
電話: 03-5756-6167
営業: 7:30~20:20
定休: 無休
最寄:
羽田空港第2ビル駅(モノレール)、
羽田空港国内線ターミナル駅(京急) 直結
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