鴨屋 そば香@妙蓮寺 |
前回は8月初旬で、季節・数量とも限定という触れ込みだったとろろ蕎麦を頂いたのだが、品書を見る限りでは限定の文字はなく常設メニューに昇格したようだ。本日頼んだのは家内が鴨せいろの単品、私が鴨せいろのお茶漬けセットだ。
そば香の厨房は店主一人で仕切っている関係上、漬け汁と蕎麦はタイムラグを伴って出てくる。最初につくねを沈めた出汁と返しを丁寧に暖めてから長葱を投入、そして上から片栗であんかけにし、その間に茹で釜に火を点ける。鴨肉を炒めつつ生蕎麦を茹で釜に投入してから炒め上がった鴨肉、白髪葱を出汁椀に手早く盛り付けてカウンターへとサーブ、すかさず蕎麦を茹で上げて冷水で締め、せいろへ盛り付けてサーブするという手順になる。実に鮮やかで流麗な手捌きだ。
私の方はお茶漬けセットなので、更に小椀にご飯、あられ、刻み海苔を盛ってサーブされる。おおよその食べ終わり際には茹で釜から熱々の蕎麦湯がサーブされるという気配りが嬉しい。
我々が着席した時に待ち行列がなかったのは本当にたまたまだったようで後から後から客が来て店の前の腰掛けがあっという間に溢れてしまった。
いつも変わらぬ穏やかで滋味深い旨味を湛えた鴨汁に爽やかで清々しい蕎麦を浸して啜る至福の時であった。
鴨屋 そば香(かもや そばこう)
横浜市港北区菊名1-3-9
TEL: 45-309-8546
営業: 11:00~14:00、17:00~23:00
定休: 水曜
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とろろセット、親子丼、鴨せいろ。
子供は親子丼が凄く気に入ったらしく結構な分量を食べてました。
とろろはレギュラーメニューに昇格ですかね?
ご主人は「人気が高いので、限定じゃなくするかも」とは仰ってましたが。
あのお店の作りだとムリですよね。
オペレーションを考えても厳しいでしょう。
と諦めてはおります。
そんなときは、味奈登庵へ。
あ、味奈登庵の天ぷらの持ち込みが許されればなぁ(笑)。
最近、岩月家と山森から足が遠のいていてそれはそれで残念。
どちらも好きなのですが。
どうなんでしょうね? 客を待たせたり食べている時に急かす格好になるのが気兼ねらしいですから、近場でもう少し広い店舗が見つかれば引っ越す様な気もするし・・。でも、厨房器具とか設備に初期投資した分を償却するまでは今のまま、って気もしますね。