味奈登庵@白楽 |
味奈登庵は横浜市内に11店舗を構えるチェーン店だが、フルサービスの蕎麦屋とセルフの蕎麦屋の二種類があるようだ。この白楽の店はセルフの店だ。
セルフかフルかの違いは券売機があるかどうか、フロア係が配置されているかどうか、位ではないだろうか。セルフにすることにより他店ではまず真似の出来ない低価格を実現しているという。
確かにもりそば/かけそば300円は路麺店や駅蕎麦の価格レンジと言える。
ここの店の更なる特徴は蕎麦は注文を受けてから茹でることと、天麩羅系も注文を受けてから揚げ始めることだ。つまり、通常の高級蕎麦店と同等のクォリティ鮮度の蕎麦が食えるのである。
今日頼んだのは「つけ天」と言われるセット物で、これは通常の盛り蕎麦に天麩羅の盛り合わせがセットされたものだ。要するに天せいろまたは天ざるに匹敵する内容となる(ざると盛りの違いは海苔のトッピングの有無の違いだけということだが・・)。これで700円は内容的には安価だし、実際に食べてみて街の中級座麺店にはひけは取らない。
天麩羅は獅子唐、南瓜、烏賊天、海老天とスタンダードな内容だがボリュームはある。しかも揚げたてでサクサクとした軽量感が絶妙。
蕎麦は細身の更級風の上品なもので程々の腰を持ったまずまずの品だ。道沿いの店頭に鎮座する大釜で茹で上げて速攻で冷水洗い〆された蕎麦が笊に盛られて出てくる。水切りも半ば、水滴が滴っているのはご愛敬だ。
これを大振りの蕎麦猪口に浸して食うのであるが、この汁はいわゆる関東風の甘辛く濃いめの醤油+返しであり、水滴がついたままの蕎麦を沈めても決して薄まることも負けることもないしっかりとしたものだ。
なるほど、この味とこの価格であれば繁盛して当然である。外食ビジネスモデルの典型的な成功例だと思う。
そば処 味奈登庵 白楽駅前店
横浜市神奈川区白楽121-6
TEL:045-402-7558
営業:6:30~23:20 (L.O. 23:00)
アクセス:東横線白楽駅
定休日:なし
席数:15席
Web: http://www.minatoan.com/
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ここが成功したせいか、どんどんこの路麺形式の店舗が増えています。
確かに椅子はあるんだけど、カウンターで背の高いスツールで食べるってのは
十分に路麺と言うに相応しいんじゃないかと。
ボリュームを考えれば、並でも他のお店の大盛り級の分量ですしね。
C/Pの高さは相当に高いと思っています。
ま、路麺と言っても差し支えないほどのコンビニエントさですね。一応、座るスタイルなので日記の本文のような記述になりました。ま、路麺=立ち食いという観念が強いもので・・w
しかし、クォリティはなかなかのものです。でも、落ち着いた山森という選択肢もあって、まぁ、値段だけではないファクターがあるということも言えるかも?
拘りますなw ま、ここの定義に従えばこの店は、まぁ路麺ですな。
http://pws.prserv.net/jpinet.ysaka01/2004/list9/kousatsu.html
ま、どっちでも良いのですが、路麺という用語がまだ一般に定着していないんでしょうね。
「路麺」てのは結局のところ、ネット上のマニア用語でしょう。
そもそも路麺を語る会話が世間で一般的なものとも思いませんし。(^^;