すし元@伊勢佐木町 |
店は4月末で閉店
いつものように最寄である京急の日ノ出町駅から店に向う。手前の乾物問屋・蔦金は祝日のためか閉まっている。そして、すし元の店の前には椅子が並べられていて待ち行列が。いまだかつてこんなことはなかったが、壁の張紙を見て納得した。店を一旦閉めて移転・再オープンするのだそうだ。6月頃の移転で、これから暫くすし元の絶品の魚、鮨はお預け。家内の胸騒ぎはこれだったのか。
暫しの別れを惜しんでなのか客が殺到しているようだ。前客がぽちぽち出て行っては入れ替わりで列の前が少しずつ捌けていく。やっと店内のカウンタ中央へ通された。二階座敷まで客が溢れ、鮨を握るのに七転八倒する若大将に訊いてみたところ、入居するビル自体が古くて建て替えになるため移転するのだそうだ。なお、新店舗は程近い場所で今よりは伊勢佐木町の中心部に近くなる。
ランチセット 特選にぎり
二階や小上がり、カウンタまでぎっちり客で埋まっている様子。鮨やちらし、刺身といった純技術的な魚を扱う業務は実質的に若大将一人だ。フロア係の女性は二人いたが、精々がお盆や付け合わせの準備の手伝いくらいしかできない。若大将一人で仕切るランチタイム、特に今日のように客が溢れかえってしまうと一人でネタを切ってシャリを握るのはかなり厳しい。
生ビールを頂きながら待つこと暫し、普段よりかは相当時間が経ってサーブ。しかし従前と変わらぬ丁寧な仕事、かつ極上のネタで握られた鮨がサーブ。鮨の前にまず凄いのはこれらの付け合わせの数々で、この超充実ぶりは、すし元ランチのユニークな特徴となっている。常連のご婦人たちの中にはサラダを始めとした付け合わせを遠慮する人もいる。なお、上等なネタと握りの出来栄えは次の写真の通り。
※写真はクリックで拡大表示
すし元に来たときにはいつも発し続けている "ありきたり"な台詞だが、実に満足な鮨ランチだった。最高品質のネタ、栄養バランスに配慮した充実した装備品を含み、これで1500円は本来なら有り得ない刮目の廉価である。新店舗に移っても超お得なこのランチサービスは是非とも続けて欲しいもの。今から6月の新装オープンが楽しみだ。
お店データ
すし元
横浜市中区長者町8-125
電話:045-251-0215
営業:11:30~14:00、17:00~25:00
定休:火曜
最寄:市営BL伊勢佐木長者町5分、
京急 日ノ出町4分、JR関内15分程度
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